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年内にせっかくだから何をする??

第4回の課題はチームの企画。はじめてチームを組む5人が何を企てるか?それも、本当に実行するものを作るのか?私たちのチームは、残暑厳しい8月のある日、蒸し暑いレンタル会議室の机を5人で囲むところからスタートした。

「楽しく企画できましたか?」

阿部さんからの企画書の表紙に書かれた言葉だ。

ページをめくる前に、この言葉が出てきて「うっ・・」と思った。チームのみんなとアイデアを出していくこと、みんなの企画を読みながらテーマを決めていくこと。全て勉強になり、答えのない課題にみんなで向かうことの大変さも含めて、本当に楽しかった。チーム分けをしてくれた神様がいたら、お礼参りにいきたいぐらい、感謝したい。

なのに、言葉に詰まったのは、自分が意見を持って参加できていたか?何を貢献できたのか?学ぶことばかりで、エサを待つ口を開いてパクパクしているだけの小鳥になっていなかったか?阿部さんからの言葉は、自分のそんな気持ちを水面上に浮かばせてくれた。

「ひとつ動かしてみる」

「企画書マジック」「決定は白紙だ!」「変化したっていい」

9月12日の講義ノートを読み返すと、講師の林健太郎さんの言葉が並んでいる。現在も企画を形にしていく林さんの言葉は、とても重みがあり自分に響いていく。

「ひとつ動かしてみる。動かしてみると、その企画の大きさや大変さが具体的にわかる。」「ひとつでもいいので着地してみる。」この言葉は、これから先チームの企画を動かしていく時に自分の心に置いておきたい言葉。チームの企画書の提出は、もしかしたらスタートラインかもしれないし、見直して違う道を作る作業の始まりかもしれない。

林さんからチームに頂いたメッセージも、もう一ひねりの大事さが綴られていた。「未来の企画生」に向けたちょっとイキなコンテンツがあるだけで価値がかわるよ、と教えてくださった。課題提出までの限られた時間の中で、テーマ作りに重点的に時間を使っていたことがお見通しか?と思うメッセージであるが、それはひとつを動かす、を繰り返し実践してきた背景があると思う。

大事なチケットを受け取って

私も他のチームにチケット1枚を投じたように、私たちのチームの企画にチケットを投じてくれた企画生もいる。それが、どれだけ嬉しくて今後の推進力に繋がるか、体験できた。

ここからチームで一ひねり。ブラッシュアップの時間だ。口を開けてエサを待つのは終わりにする。自分ができる精一杯の力を使ってぶつかってみよう。だって、その先にはチームのみんながいてくれるから。それに、応援してくれる企画生がいるから。

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