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モチベーター、契約満了

11月3日

この日を境に3、4年生は引退する。
まさに2022シーズンの集大成とも言える試合がこの日にあった。
勝てば1部リーグ昇格。
引き分け、負けは2部リーグ残留確定。

やる事は明確で、勝てばいいだけだった。
しかし結果は1-1の引き分け。
ほんの少し、本当にあと少し届かなかった。
試合内容も自分達は本当に良かった。
ピッチにいる選手、ピッチ外の選手、スタッフ。
全員で闘った。勝ちという目標に向かって本気になれたからこそ、強い文教が見えたと思う。
目に見える形で勝ちが見えたからこそ、この手で掴めそうだったからこそ悔しかった。
多くの選手が涙を流し、倒れ込んだ。
試合に出ていない自分でさえ言葉に表せないほど悔しいのだから、選手達はそれ以上の何かを感じていたのだと思う。
闘うみんなの姿は、今年、いや大学生活イチ、熱かった。


自分は6月に選手として引退して、それからは選手スタッフとして、チームをサポートするという役割に変わった。
毎日部活動に参加するわけでは無かったので、しばらく活動に間が空いたりする事もあった。
久々に顔を出すと、いつも通りに接してくれる同期、先輩。嬉しそうに話しかけてくる後輩。
変わらずに接してくれるチームメイトには本当に感謝しているし、本当に嬉しかった。
ありがとう。




スタッフになった以降、公式戦ではベンチから鼓舞し続けると言った、モチベーター(とってもカッコよく表現しています)に近い形でチームのサポートをしたが、ベンチから見るみんなの頑張る姿はとってもカッコよかった。
共に戦えている気がして、毎回の週末が楽しみで仕方なかった。
ただ1つ後悔していることがある。
11月3日の試合の失点してしまったところ。
失点をしてしまう直前に、

(プレーする事を)やめるな!!やめるな!!

と自分は叫んだ。直感だったが、失点しそうだと感じたからかわからないが、本能で やめるな と叫んだ。
自分ではとても大きな声で叫んだつもりだったが、後から見返したビデオではとても小さな声でやめるなやめるなと、聞こえただけだった。
もっと大きな声で、もっと早くに声を出していればもしかしたら変わったかなと思った。
たられば、、なのは間違いないし、声を早く出していたとしても結果は変わらなかったかもしれない。しかし、自分の中では大きな後悔として残ってしまっている。

選手、スタッフ。
そしてホームページリーダーなど、この部活で沢山の経験、思い出を作ってきた。
大学生活をサッカー部として過ごせた事を本当に幸せに思う。
ありがとうみんな!!!!





これにて学生という肩書きの中でのサッカー人生は幕を閉じた訳であるが、たまにまた幕を開けたくなる。もちろん現役選手として。
けどもう限界というのは自分自身が1番理解している。
ここ最近1番悲しかった事は、W杯を見て興奮してふと思った事だが、
4年前の自分は、選手のプレーを見て参考にしてこのプレーをしようとか、この人のゴールパフォーマンス真似しようとか。

数年後、ここの舞台に自分が立つぞ

とかとか思ったりしていた。
今の自分はどうか?

どぅーあんスッゲーー
本田🔼
日本すっげえええ

もうW杯に出たいなんて思わなくなってしまった。(思うけれども)
やはり若いって素晴らしい。
体が自由に動くって素晴らしい。準備運動なしでいきなり走っても足を痛めないのって素晴らしい!!

同期のみんな、お疲れ様!!withよしさん

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