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【都市の経済構造を考えてみる!Ⅱ】(第39回)「鹿児島県の産業連関表をみてみた!」

前回は 山口県 の産業連関表をみてみました。製造業の圧倒的な稼ぐ力で、第3次産業の移輸入超過分を遥かに超える域外収支を得ていたことが印象に残っています。

・(第37回)「山口県の産業連関表をみてみた!」

今回は、まだみていない都府県の中から 鹿児島県 の2015年の産業連関表をみてみます。鹿児島県の人口(2015年)は165万人ほどで、これまでみてきた中ですと、沖縄県(143万人)と熊本県(179万人)の間くらいの規模になります。

・都道府県の人口一覧(Wikipedia)

鹿児島県の2015年の産業連関表と国勢調査の資料は、次のウェブサイトにありました。

・鹿児島県産業連関表(平成27年)

・27年国勢調査(鹿児島県)     https://www.pref.kagoshima.jp/tokei/bunya/kokutyo/h27kokutyo/index.html

     

〇 都市圏


まずは、鹿児島県の都市圏を確認しておきます。

・九州地方の都市圏(Wikipedia)

こちらのページでは、鹿児島県の都市圏としまして、奄美都市圏、鹿児島都市圏、鹿屋都市圏、霧島都市圏、薩摩川内都市圏、枕崎都市圏、と6つの都市圏の記載がありまして、リンク先にいってみますと、枕崎都市圏は、鹿児島都市圏のページに含まれています。

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