【都市の経済構造を考えてみる!】(第59回)「支える力の東京の負担を確認してみた!(東京経済圏)」
本稿のバックナンバーをnoteマガジンにまとめてみました!第1弾「盛岡経済圏 編」は、盛岡経済圏を題材としていた第6回から第28回の全23本で構成されております!まとめ読みなどにご活用いただけると嬉しいです!!
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前回は、東京都の支える力の源泉について、あれこれとみてみました。これまでみてきた盛岡経済圏や仙台経済圏と異なり、東京都は、介護保険をのぞき、給付額よりも負担額が大きく、東京都にとって支える力は、域外収支の赤字を伴い外の力といった側面を感じました。
・(第58回)「支える力の源泉を確認してみた!(東京経済圏)」
https://note.com/areaia/n/n39344d2f734a
さて、今回は、日本全体の支える力の源泉のうち、どのくらいを東京都が負担しているのか、といったあたりにフォーカスしてみてみたいと思っております。
◯ 統計情報を入手します!
今回も都道府県別経済財政モデルにある推計でみていきます。
・都道府県別経済財政モデル・データベース(内閣府)
https://www5.cao.go.jp/keizai3/database.html
この8月に更新されたようで、2016年のデータが追加されています。年金、医療・介護、税金とそれぞれの項目で対象のシートが多くて、足し算ミスが怖いです。計算間違いなどあれば、ご指摘くださいませ。
◯ 税金の負担
まずは、税金負担からみてみます。これまでみてきた岩手県、宮城県と比べてみます。
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