【マネー】0円で始める資産形成②
1.見える化する
2.先取りする
3.定型化する
前回は、資産の「1.見える化する」についてお話しをしました。
次のステップとして「2.先取りする」について、まとめてみました。
2.先取りする
はじめに
資産形成の第一歩は、節約したお金を貯金することです。お金を増やす方法として 1.稼ぐ 2.増やす 3.節約する の大きく3つがあると思っています。2.増やすは、ギャンブルや投資が思い浮かぶと思います。
では、例えば500万円を年利3%で運用した場合、運用益は150,000円/年になりますが、毎月12,500円節約しても、150,000円/年です。3.節約する には、それだけの資産を増やす力があるんですよね
1年では15万ですが、5年では75万円。10年では150万円。たかが1万、されど1万。これが分かっているのといないのでは、大違いです。しかもリスクゼロ。もし資産を増やしたいのであれば、やらない手はありません。
なんで先取りなの?
資産形成は、一朝一夕では成しえません。長期的な計画を立てる際は、期限を設定してから逆算して計画しますが、資産形成も同じです。
毎月入るお給料が残ったら貯金しようとしても、まず残りません。毎月の予算を決めて、予算内で暮らせるようになればお金は必ず増やせます。
簡単な話ですが「収入ー支出>0」になる生活を続けていけば、資産は増え続けます。要は、収入の範囲内で適切な生活水準を保つだけです。とはいえ、つい無駄遣いしてしまうのが人間。では、どうすればいいのか?
具体的に
先取りの具体的な方法について、例を挙げてみます。
例1.給与の振込先を複数の口座に分ける
会社勤めの方であれば、給与は銀行振り込みだと思います。みなさんは、銀行口座はいくつお持ちでしょうか?1つしかないという方は、どこでもよいので新しい銀行口座を開設してください。
大抵の場合は、振込先の口座を複数指定することができると思いますので、新しく開設した口座を「貯蓄用」の口座として、毎月定額を別口座へ振り込んでもらってください。そして、貯蓄用口座の通帳やカードは棚の奥にしまっておいてください。忘れてしまっても構いません。
なかったことにしてください。初めから、そんな口座はなかったのです。
例2.株や投資信託の自動積立に充てる
これは中級者以上に向けた手法です。バブルの頃ならいざしらず、現代では銀行に貯金しても大きく増えることはありえません。どうせ貯蓄・長期保有するのであれば、資産運用という手もあります。
会社によっては「従業員向け確定拠出年金」を取り入れているかもしれません。その場合、会社の給与から天引きで株や債券を積み立てることになりますので、先取りしつつ、節税しながら資産運用することができます。
そうでない方も、証券会社によっては定期買い付けサービスを行っているところもありますので、そちらのサービスを利用する手もあります。ほんと、便利な時代になりましたよね。
例3.ジャンルごとに予算を決める
例1&2で先取りすることが出来たら、次は予算内で生活することにトライしてみてください。
前回の記事でも紹介した「マネーフォワード」を使ってお金の流れを見ていると、何にいくらかかっているのかが「見える」ようになってきます。そうなったら、しめたもの。
当月に使う「予算を先取り」するのです。
「マネーフォワード」を利用すると「食費」や「日用品」「交際費」などの項目ごとに予算を設定しておくことができますし、いくら残っているのかがジャンルごとで見れるようになります。
最初は、過去の履歴より少し少なめにしておけばOKです。少しずつ、貯蓄に回せる金額を増やしていきましょう。まずは、給与の15%を貯蓄に回すことを目標にしてみてください。
これは、予算内でお金をコントロールする練習にもなります。
投資って怖くないの?
人は、良くわからないものには恐怖心を感じるものです。私も初めは怖かったですが、ある程度理解した分野については怖くはありません。(そもそも、自分でよく分からないものにお金をつかってはいけませんw)
一口に投資といっても、多種多様の方法があります。もちろん、リスクもあります。大事なのは、様々な投資方法の中から自分にあるものを学び、きちんとしたリスク管理を行うことだと、私は思います。
でも「何から勉強したらいいかわからない!」という方は、私が最初に読んだこのあたりが読みやすかったので、ご参考まで。
上記に比べると少し堅そうですが、名著と呼ばれている「敗者のゲーム」「ウォール街のランダム・ウォーカー」の著者たちが書いたこちらの本も、私のような初心者にはお勧めでした。
最後に
まずは、前回の記事を見て家計管理を自動化&見える化してください。3ヶ月くらい家計簿アプリを眺めて、お金の収支を把握してください
投資で一番大事なのは「損をしないこと」ですが、それと同じくらい大事なのが「自分で学ぶこと」だと思っています。美味しい話は、絶対に向こうからやってはきません。
といったところで、次回は「3.定型化する」について、お話ししたいと思います。それでは、またお会いしましょう。
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