見出し画像

体育館練習の可能性

こんにちは!

2024年春に開始する予定の浜松アークスピリッツです。

今回はタイトルにあるように体育館練習の可能性について考えていきたいと思います!!

みなさん学童野球をしていた時、体育館で練習をしたことはありますか?

野球は外でやるものという印象が強いのではないでしょうか。

しかし、体育館での練習も非常に有効な手段だと私は考えています。

浜松アークスピリッツでは練馬アークスJr.ベースボールクラブと同様に丸一日の練習は原則として行いません。

理由としては、子どもたちの集中力が続かないことや家庭への負担軽減かつ家族で過ごす時間を増やしてほしいなどいくつかあります。

ダラダラ長時間、間延びした練習を行うことは非効率的です。
いかに短時間で集中して練習ができるかがポイントだと私は考えます。

そこで体育館練習がキーとなってくるのではないかと考えました。

体育館練習のメリット

  1. 天候に左右されない

  2. 体育館ならではの練習が可能に

  3. 基礎の構築を図れる

他にもいくつかありますが、今回は上記3点を取り上げたいと思います。

1.天候に左右されない
浜松アークスピリッツは原則活動日を週1日の午前午後どちらかに設定する予定です。
そのため、活動予定日が雨になってしまうとその週は練習が流れます。

また、保護者の方目線で考えた時に、練習予定日に雨予報があるとその日の予定が立てにくくなることもあると思います。体育館での練習が事前に決まっていれば練習が中止になることはないため予定も立てやすいと思います。
梅雨の時期や夏の熱中症のリスクのある時期、冬の寒い時期は室内練習も積極的に検討したいと考えています。

冒頭でも触れましたが、野球をする上で子どもたちがいかに集中しやすい環境を作るかが大切だと私は考えています。中学生や高校生に同じことを言うのかと言われればNOですが、小学生のうちは暑さや寒さ風の強さなど外的要因で集中力が途切れてしまうことはある程度仕方ないことなのではないでしょうか。集中しやすい環境を提供することも指導者の役割だと考えています。

2.体育館ならではの練習が可能に

小学校などの体育館では跳び箱やマットなどがあるため、アップの一環としてそうした体育の道具を取り入れることは非常に有意義であると私は考えています。
野球が上手くなるためには体の使い方を覚えることが重要です。マット運動や跳び箱といった動きは体の使い方を覚えるためのアプローチとして適切です。
浜松アークスピリッツでは野球が上手くなるためにアップなどで野球以外のスポーツ多種目に取り組むことを考えています。子どもたちが楽しみながら体の使い方を覚えることで野球の動きに繋げていきたいと考えています。
その点については、ドッジボールの有効性について今後noteでまとめたいと思います。

3.基礎の構築が図れる

体育館練習では連携プレーなどチーム全体での練習が難しいため各個人にフォーカスした練習が可能となります。この点についてはデメリットとしても捉えられますが、練習メニューの工夫次第では十分有意義だと考えています。

子どもたちが基礎練習をする上で難しいことは基礎練習は地味ということです。同じ形を繰り返し反復する練習や細かい身体の使い方などがメインになってしまうため、この点は指導者の工夫が必要です。

この点についてはゲーム形式にし、競技性を持たせることで楽しみながらやったりすることで補うことができると考えています。一方でゲーム形式を取り入れ過ぎてしまうと基礎練習の本来の意義が失われてしまうためゲーム要素とのバランスは重要です。
例えば、「クイックスローのキャッチボールで1分間で多くできたペアが勝ち」というルールでゲームをしたとします。このルールでは形を無視してとにかくキャッチボールの回数を増やすことが目的となってしまいます。
そこで、先程のルールに「ミスしたら終わり」を付け足したらどうでしょうか。子どもたちはミスをしないように丁寧にキャッチボールをしながら早くすることを意識します。
指導者が常に意識しなければならないのは、その"練習の目的が何か"ということです。同じ練習でも目的次第では良いものと悪いものがあるのはそういったことからも言えるのではないでしょうか。


ここまで体育館練習の可能性について考えてきました。

浜松アークスピリッツでは良いものは積極的に取り入れ、チームに合わなければ何が良くなかったか考えブラッシュアップしていきたいと考えています。

次回のテーマは決まっていませんが、12月は7本投稿する予定です。

よろしくお願いいたします!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?