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言葉しりとり『新聞』→『番組つくり』#5

まだ子どもが幼稚園だった頃、CATV地域番組制作局の局員募集がありました。
企画・撮影・編集など経験はなかったけれど 引き寄せられるように参加を決意。若さゆえの怖いもの知らずな勢いです。

様々な研修を経て カメラとマイクを持って取材&撮影をして、テープを取り込んで編集して、ナレーションを入れて 番組を作ることができるようになりました。
もちろんチームで動くのだけど 一般的なテレビ局のような部門ごとに作業が分かれているわけではないので 一通りなんとかできるようになりました。

まだFacebookや InstagramやTwitterなどでの情報発信が一般的ではなかった時代。
ある程度の長さの尺を使って作り上げるのは正直簡単な事ではありませんでした。

それでも番組の出来の良し悪しはさておき、自分が見つけた“面白いもの” “シェアしたいもの”を「番組」として成立させるべく 企画書を書きプレゼンし取材交渉をしビデオカメラで撮影をすることは楽しい日々でした。
本業がありながら、かつ子育てしながらなので、取材や撮影の日の調整は大変で、編集は日曜日か子供達が寝てからが私の作業ルーティンでした。
納品日が近付いてくると日をまたいでの夜中帰宅が常でした。

ナレーターの仕事もしていたのでいろいろな番組のナレーションもする中で 数年間番組パペットと番組の進行役を担当したりもしていました。
この辺りから地元で「見てるよ〜」と声を掛けられるようになりました。
子どもの学校の先生に言われたときは ちょっと焦りました(笑)。

この局員の年齢層は幅が広く それもまた楽しく長く続けられた理由でもありました。
取材範囲がニ市だったので 移動時間が少ないのも続けられた理由でした。

局員になって身についたのは、面白いもの探しのアンテナと編集のコツだったかなと数年経った今感じます。
それが Instagramの投稿にかなり活かされてますから。
大学のレポートにも活かされてますから。

ん?大学?

そんな訳で次回は『大人大学生』の話を少ししたいと思います。

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