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#001 はじめまして。2023年、パラトライアスロンやってみようと思います。

2023年はパラトライアスロンに挑戦してみたいと思っています。
とはいえ、トレーニング方法や道具、どんな大会があるのかなどわからないことだらけです。検索していても、痒いところに手が届く情報が少ない…ということは、実践しながらここにまとめていくことはそれなりに意味があることなのかと思い、少しずつ勉強しながら書き留めていくことにしました。

「パラ」と言うからには障害があるということなのですが、私の場合は義足を使用している義足ユーザーです。左足大腿骨から切断していて、大腿義足を利用しています。

足を切断したのは2006年の9月。その後10年間は特にスポーツをするということもなかったのですが、2017年に「ギソクの図書館」というNPOのメンバーとして活動することを決め、そのタイミングで競技用義足を購入しました。その時35歳でしたが、5年後の40歳の時にトライアスロンに挑戦しようと決意し、少しずつトレーニングを始めました。

ラン

まずは走ることを始めましたが、競技用義足をつけて初めて走った時、約15年ぶりの運動ということもあったのか全く走れず、100m程ジョギングしては歩いてしまう自分にすごくショックを受けたことを覚えています。
義足で走るということには体力の問題もさることながら傷や痛みの問題もあるのですが、それはまた別の機会に書くとして、コツコツと練習を重ね、2019年の10月、富山マラソンという市民マラソン大会に出場し、フルマラソン完走(半分歩きましたけど)を達成しました。(2019年以前にも市民マラソン大会に出場していましたが、リタイア続き…。決してすんなり完走したわけではないのですが、そのことも、追々noteに書いてみようかと思います。)

スイム


ランの次はスイムです。もともとスイムは得意では無く…というか、あまり泳ぐ機会がないままアラフォーになっていました。高校1年生で遠泳大会がある学校に通っていたのですが、その為に長距離スイムの練習を授業でやったことがあるくらい。しかしその時は平泳ぎでした。

現在生活の拠点にしている富山に、TEAM AVANTEというマルチスポーツチームがあり、スイム練習会を開催していたので、参加することにしました。富山出身の荒瀬洋太さんという元オリンピアンの方がコーチをしてくださり、フォームから丁寧に教えてもらえたのが良かったと思います。最初は25mクロールがやっとで、コーチには「半分溺れているね」と言われるレベルでしたが、良い意味でスイムにプライドが無かったので、言われたことを素直に実践しました。結果、練習開始2年で1500mの記録会を泳ぐことができ、その年の夏は初めてのオープンウォータースイム大会に出場。海を1000m(1500mの部にエントリーしましたが、天候不良でコース変更になってしまいました)泳ぐ経験も積むことができました。

トライアスロンのスイムパートでは、ウェットスーツを着ることになると思いますが、実はまだ持っていません…。これもそんなに安いものではないですからね…。片足が無い部分とか、どうなるのか?海を上がったあとのトランジションはどうなる?など、まだよくわからないことだらけですが、購入する時はそれもnoteにレポートしたいと思います。

バイク

トライアスロンで一番お金がかかるのはやはりバイクではないでしょうか。私も経済的な問題でバイクを始めるのが一番遅くなりました。まずはお金の比較的かからないラン・スイムパートを練習しながら貯金をして、いつかバイクを購入しよう…などど思っていたら5年経っていました。

そんな私も、2022年遂にロードバイク購入を決意し、TREKというメーカーのロードバイクを購入!早速毎日乗りまくろう!と思いつつなかなか時間をつくれず、雪の季節になってしまいました。バイクも、義足側はビンディングペダルを上手に着脱できなかったり、そもそもトップ選手はバイクパートでは義足を履いていなかったりと、結構謎な部分が多い…。このあたりも、大会を見に行ったり都心で開催されている練習会などに参加しながら情報を集め、noteに書き記していければと思います。

そんな感じで、パラトライアスロンのことがまだほとんどわからない状態ですが、もうここまできたら飛び込んでみてその都度勉強していくしかないかなと思っています。今の私の状態としては、

  • ラン  富山マラソン2019,2022フルマラソンの部完走 タイムは6時間35分

  • スイム 1500m記録会完泳 タイムは27分 ウェットスーツまだ持ってない

  • バイク 購入したばかりで5回くらいサイクリングに行きました

と、こんな感じでトライアスロンに関してはほぼゼロスタートということになりますが、noteに書き記していく情報が、これからパラトライアスロンをやってみようと思う人にとって有益な情報になればと思います。

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