見出し画像

誰も歩いていないまち 移住して知ったこと (2016/6/15 #010)

わぁ!誰も歩いていない 地方の車社会って道に人がいないんだ! 人波をよけながら歩いていた東京の風景とは全く異なる 車移動が中心のまち

路上にいるのは 小さな子どもとお年寄りばかり 他は ほとんどが車の中にいるという無人の風景が わたしの前に広がっていました
人がいないことにも驚きましたが 「歩かない」生活習慣にさらに驚いたことを思い出します

これはいけない! まずは歩こう・・・車で仕事先からもどり 家に車を置き 徒歩15分の保育園へ歩いて迎えに行く そんな暮らしが始まりました

子どもたちは寄り道が大好きなので 帰りの所要時間は1時間!!という日もしばしばでしたが 夕食の手間をたくさんたくさん抜いて 時間を作りました とうもろこしやバナナを 寄り道おやつに持っていきました

田舎の道は車が猛スピードでかっとばすので 恐怖を感じたものです それでも子どもたちは「何ごとも遊びにする」名人ですので それはそれは楽しそうに夢中になっていました

緑豊かなこのまちには 庭や畑の世話をするおじいちゃんおばあちゃんがたくさんいます! 歩いているだけで顔見知りが増えトマトのお土産までいただきました このときのお付き合いは 後の小学校登下校時に役立ちました

ある日 保育園仲間の親子が 同じ道を歩いていてバッタリ! 住まいは遠くのはずなのでビックリ!「この子も歩きたいって言うから 近くに車を止めて わざわざ歩いてきた(笑)」 あははっ まあ たまには良いかもね

大人が路上にいない風景の違和感 これが移住後の初めの衝撃でした
子育てって奥が深い ただの寄り道のようでも社会的課題と直面することが多いです 独身時代カツカツと闊歩しながら置き忘れてしまった多くの課題に今こうして向き合っているのかと思うと これも子どもたちが与えてくれた有難い機会です

この記事が参加している募集

育児日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?