法規【避難施設/避難安全検証法】

階避難安全検証法とは

令第5章の3

  • 避難安全に関する「性能規定

  • 避難安全性能を有していることが「確認」できれば、建築基準法の「避難関係規定」が一部「適用除外」
    ※主要構造部が「準耐火構造」または「不燃材」

  • メリット

    1. イニシャルコスト・ランニングコストの削減

    2. 設計の自由度を確保

  • 方法

    1. 区画避難安全検証法

    2. 階避難安全検証法

    3. 全館避難安全検証法

区画避難安全検証法

  • 令128条の6

  • 対象:建築物内の区画

  • 区画避難安全性能

    1. 火災時に「区画部分」にいる人

    2. その区画「以外」に「避難できるまでの時間」

    3. 「避難上支障」がある高さまで「煙」または「ガス」が降下し「ない」

階避難安全検証法

  • 令129条

  • 対象:建築物の「一つの階」

  • 階避難安全性能

    1. 火災時に「その階」にいる人

    2. その階から「直通階段」まで「避難できる時間」

    3. 「避難上支障」がある高さまで「煙」または「ガス」が降下し「ない」

  • 計算の項目

    1. 火災が発生してから避難を開始するまでの時間

    2. 歩行時間

    3. 出口を通過する時間

※「一つの階」なので、高層区画の除外は「ない」
※「歩行距離」の除外は「ある」
※「非常用照明」の除外は「ない」

14061、14062、14064、15062、15063、15064、16082、16084、16085、18064、22062、25093、29061、02082、02083、03072

合格ロケットのコード

全館避難安全検証法

  • 令129条の2

  • 対象:建築物「全体」

  • 全階避難安全性能

    1. 火災時に建物内の「全て」の人

    2. 「地上」まで「避難できる時間」

    3. 「避難上支障」がある高さまで「煙」または「ガス」が降下し「ない」

※「非常用エレベーター」「非常用照明」の除外は「ない」
※「歩行距離」の除外は「ある」
※「重複距離」の除外は「なし」
※「特建耐火義務」の除外は「なし」

14063、14075、15065、15072、15073、15074、15075、16051、16083、17073、17074、17075、18063、21102、22063、22064、24104、24084、25094、28081、29062、02081

合格ロケットのコード

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