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楽しくレベルアップ!中国語ネイティブと会話練習ができるアプリ5選

語学の勉強がある程度進んでくると、やはり実際に会話でアウトプットしてみたいと思うようになるものです。会話レッスンを受けるというのももちろん一つの手段ですが、もう少しお手軽かつ安価(もしくは無料)な方法として「言語交換」があります。

これは簡単に言えば「言語を教え合う」ことで、例えば中国人から中国語を教わって、代わりに日本語を教えてあげるというものです。この記事ではそんな言語交換のメリットや、言語交換ができるおすすめのアプリやWebサイトをご紹介します! 

言語交換で中国語を学ぶメリット 

中国語学習にネット言語交換を活用されている方は非常に多いものですが、誰でも気軽に進められるというメリットがあります。 

「顔出ししないで喋れるからいい。」
「家でくつろぎながらできる。」
「文法言い間違えても恥ずかしくない。」 

そして、言語交換で身に着いた大きなメリットとして、「外国語を話す際のメンタルが強くなった」というのもあるくらいです。ただ、これらはすべて、言語交換をマイペースに続けられるアプリやサイトを活用したからこその賜物であり、自分と相性の良いものを選んでいくことをお忘れなく。 

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おすすめ言語交換アプリ・サイト① 「HelloTalk」 

中国語の言語交換のスタンダードと呼べるアプリ「Hello Talk」は、中国発のアプリだけあって中国語ネイティブも多く登録しています。

 一般的なSNSと同じ仕組みを持ち、自分で投稿することはもちろんのこと、他のユーザーのタイムラインにコメントを付けるなどのお馴染みの機能もあるので、言語交換できるお相手とスピーディに繋がれます。また、音声通話やビデオチャットも可能であり、いざという時の翻訳機能はもちろん、添削も依頼できる優れものなのです。

おすすめ言語交換アプリ・サイト② 「Tandem」 

次に、「Hello Talk」と比較して、対個人でのコミュニケーションにより力を入れているのが「Tandem」です。多人数での交流をとりあえず避けたいという方はまずこのアプリを利用してみましょう。

欧州発のアプリということもあって、アジア圏のユーザーは人気で比較的お相手が見つかりやすく、特に日本人ユーザーは連絡が来やすいと評判です。
中国語にも対応しており、「Hello Talk」とほぼ同じ機能が使えますが、特に便利なのが音声チャット機能。音声通話に慣れた日本人には慣れない機能かも知れませんが、会話そのものはまだ恥ずかしいという方にはピッタリです。

WeChatにも搭載されているこの音声チャット機能は、中国人ユーザーによく利用されていますので、積極的に中国語で音声を事前に吹き込んで交流してみてください。

おすすめ言語交換アプリ・サイト③ 「HiNative」

ネット上であっても、まだ直接言語交換するのは少し躊躇するという方であれば、中国語を含めた100言語以上に対応している「HiNative」をお試しください。

「HiNative」で進められるのは、外国語での質問と回答のやり取り。交流というよりも、外国語の分からない部分をお互いに補完しようというシステムを持ったアプリです。質問内容は中国語に関するものだけでなく、現地情報に関する内容であっても問題ありません。

中国語ビギナーであっても、あらかじめ用意されているテンプレートを活用すれば簡単に質問でき、いろんな人が回答を付けてくれる「知恵袋」サービスのような手軽さもあります。

また、質問はせずとも、Q&Aを使うことで他のユーザーが過去に質問した内容をチェックでき、そこからでも外国語に関する知識を蓄積できます。

おすすめ言語交換アプリ・サイト④ 「My Language Exchange」

さて、一般的な言語交流アプリとは異なり、包括的なコミュニティ・サービスとして提供されているサイトが「My Language Exchange」です。

自分が交流したい外国語を絞り込んで、ユーザーを検索して、交流に向いている人にメッセージを送っていく大変シンプルなサービスです。掲示板も用意されており、中国語で質問や何らかの疑問を書き込んでおくことで様々な反応が得られます。 

ただ、個別メッセージに関しては、相手からもらったものには無料で返信ができるものの、検索した相手に直接メッセージを送るためには、有料サービスを利用しないといけません。

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おすすめ言語交換アプリ・サイト⑤ 「Meetup」

あらゆるタイプのコミュニティを見つけるサイト、それが「Meetup」です。言語交換専門のサイトではないのですが、様々な興味のあるテーマによるコミュニティが登録されており、日本語と中国語間の言語交換を目的としたものも数多く存在します。 

コミュニティによっては、実際にカフェなどを利用して言語交換会を開催するところもあるので、対面でのコミュニケーションを求める方であれば、ぜひともチェックすべきサービスではないでしょうか。 

また、ネット上だけで言語交換会を定期的に開催しているコミュニティも多く、そのほとんどが住んでいる国や場所を問わずに参加歓迎ですので遠慮せずに参加してみましょう。

まとめ

言語交換を効率的に進めるのが意外に難しいと感じる人は非常に多く、その背景として、自分は中国語を多く話したい一方で、お相手も日本語を多く話したいという実情が挙げられます。当然、自分だけが一方的に話しまくると相手がストレスを感じてしまうようになり、せっかく始めた関係が破綻してしまう場合もあるのです。 

それでも、日本語と中国語を上手に織り交ぜて交流できる人は、相手に話を理解してもらいやすくなり、結果的に良好な関係を長期に渡って築けます。
また、便利なアプリであるからこそ、どうしても言語交換を目的としない外国人が集まってくるもので、そのような方とのマッチングを極力避けるために個人情報や実際の画像を簡単に載せないことも重要です。

すでにご紹介したアプリやサイトを活用すれば、言語交換のお相手はすぐに見つかるかもしれませんが、重要なのは長く継続できるかどうかというところに尽きます。対面での会話ではないからこそ、お相手に対する気遣いや警戒感を忘れずにレベルアップしたいものです。

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編集:アーキ・ヴォイス外国語スクール