CMSの選び方ー1回目CMSの種類
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CMSの選び方ー1回目CMSの種類

こんにちは、Customer successマネージャーです。
このところのWebサイトといえばCMSを用いて構築することが多くなってきていると思います。
しかしながらCMSをどのように選択したらいいのか迷っている企業様も多いと感じます。今回は簡単にCMSの選び方について書きたいと思います。

静的配信と動的配信

CMSの選定をする前に、CMS自体の仕組みについて軽くお話しします。CMSには大きく静的配信と動的配信の2つの配信方法があります。
静的配信とはCMSで管理されるページをあらかじめHTMLとしてWebサーバへ書き出しを行う配信方法になります。代表的な製品ではTeamSite、NOREN、POWER CMS(Movable Type)などがあります。
動的配信とはページデータを予めHTMLファイルへ書き出しを行わず、ユーザからページのリクエストがきたらCMSのデータベースから直接コードをユーザのブラウザへ送りページを表示させる仕組みになります。代表的な製品ではHeart Core、Site Core、Word Pressなどがあります。
この2つの配信方法には当然ではありますが各々メリットとデメリットが存在します。
静的配信のメリット/デメリット
静的配信ではHTMLを予め用意しているため、動的配信に比べページの表示速度が比較的早いです。構築時にもWebサーバと別にCMSサーバを立てることもできるのでCMSに不具合が起きてもWebサイトに影響を及ぼすことはありません。またCMSサーバはインターナルのネットワーク内に置くことも可能ですのでCMSが乗っ取られる危険性も低く構築できるのが特徴です。
反面、公開時間に確実性を求められるコンテンツ(IR情報の公開など)では配信予約を設定した時間からHTMLファイルを書き出すため、数秒から数十秒の遅れが出てしまいます。また、HTMLの書き出しはするもののWebサーバ上の不要になったページの削除は行わない製品が多く、不要になったページデータは手動で削除するなどWebサーバ内のメンテナンスが必要になります。
動的配信のメリット/デメリット
動的配信の場合、HTMLの書き出を行わないので更新時の書き出しエラーがありません。深夜に公開予定がある場合でも公開予定を設定しておけば書き出し時のエラーによる公開遅れなどは基本的にありません。RI情報など公開時間の確実性、厳密性を求められるコンテンツでも問題ありません。
デメリットとしてはHTMLの代わりにCMSのデータベースを利用するため構築はWebサーバ上にCMSを立ち上げる必要があります。このことからCMSで不具合が起きた場合、Webサイトも表示されなくなります。
またステージング環境の構築にはステージングサーバにもCMSの立ち上げが必要となり、コンテンツの二重管理の問題、運用時のルールの問題など非機能要件が大きくなってしまう傾向が強いです。

そして静的配信、動的配信共に共通の特徴があります。
それはCMSとは元々はWebサイトだけではなく、Web、アプリ、サイネージ、パブリッシングなど複数のメディアで同一コンテンツを利用できるようマネジメントするシステムです。俗にいうWebコンテンツマネージメントシステムではWebコンテンツのマネジメントに重点を置いているものが多く、そのためWebサイトのガバナンスを守る必要が求められるためCMSで管理するページについては自由度をなくしテンプレートでガッチガッチに組まなければなりません。
これをメリットと取るかデメリットと取るかは何とも言えないところです。

一回目はCMSの種類(配信方法)についてざっとまとめてみました。
次回は「CMS選定の視点」についてまとめたいと思います。
機能や価格だけではなく重要なポイントなど紹介できればと思います。
ではまた。

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