「”目標”:これが全て」を実感した2019年

「”目標”:これが全て」を実感した2019年

Tomoya Kawakami

もう少しで2019年が終わります。
ここでこの一年間を振り返りたいと思います。

1月 卒論提出
2〜3月 卒業旅行、ヨーク大学修士課程出願、大学卒業
4月 ヨーク大学合格
5〜8月 イギリスで語学勉強
8〜9月 留学準備
10〜12月 留学開始

2019年を一言で表現するとしたら、、、何も思いつきません。というのも人生最大の充実感と喪失感を経験したからです。

 1月に卒業論文を提出し、3月には大学を卒業しました。仲間と共に年末年始問わず研究室に足を運んで完成させ、提出した時の達成感は最高でした。卒論提出から卒業までの約2ヶ月間、研究の続きもしていましたが、4年間を共に過ごした友達と飲みに行ったり、旅行に行きました。実は今までの長期休みは基本的に、フィールドワークか海外で語学勉強をしていたので、大学生活で初めて友達と充実した時間を過ごすことができました。特に、2月に行った卒業旅行はおそらく一生忘れることのできない思い出となるでしょう。(今までで最高の思い出は間違いなくこの旅行です。)
 こうして卒業を迎えたわけですが、私の場合、イギリスのヨーク大学へ進学希望であったため、新年度も学生のままでした。そして4月中旬に志望大学の合格通知が届いたときは最高の気持ちでした。というのも、これは1年生の時から目標にしていたことであり、そのためにバイトでお金を貯めて海外へ語学研修を行ったり、遠方の学会に参加したりなど、あらゆる努力をしてきたからです。
 私にとって2019年の節目は大学卒業の3月ではなく4月であり、その大きな理由はイギリスの大学合格にあります。この時に初めて大学4年間をやり切った、完全燃焼したという大きな達成感を覚えました。そして、その後の自らの勉学に対するモチベーションもこの時は最高潮にありました。

 しかし、予想に反して5月以降のモチベーションは右肩下がりでした。その理由については定かではありません。正直5〜12月はその理由を必死に探していました。仲間と離れた寂しさなのか、異なる文化・言語での生活・勉学に対する不安なのか、それとも漠然とした自分の将来へ心配なのか。
 これらの理由を一つ一つ吟味しても答えには辿り着きませんでしたが、実際、上記の全ては理由の一部を占めていることに違いはありませんでした。そのため、渡英以降、ここでの生活に公私ともに順応しよう励みました。例えば、新入生交流会への参加や指導教授との面談、学会参加などです。しかし、何をしても何か満たされない気持ちが残りました。最も大きな原因はなんなのか。学部生の時のような心の底から湧き上がるようなモチベーションが現れない。なぜだと悩みました。次第に自分は家族に迷惑をかけてまで学生を続け、尚且つイギリスで勉強を続けているのかという段階にまで達してしまいました。

 この文章を書いてる現在もその答えを探っている最中です。ただ、年末に複数の教授と今後の研究に関して面談をしている中で一つの可能性を見つけました。
「ヨーク大学へ進学という目標に向かって後先考えず邁進した学部生時代の時のような、次の明確な”目標”が定まっていないからではないか」
 このような研究をしたいという指針はあるものの、まだ明確なものではなく漠然としている。よって、そのためにやるべきことも不明瞭のまま。ビジネス用語的にいうと次のKGI、KPIを構築できていないということでしょう。ある意味、私は気付かぬうちに燃え尽き症候群になっていたのかもしれません。

 もうすぐ2020年です。イギリスの修士課程は1年間しかないため、9月には修論の提出が控えています。その後はまだ未確定なものの大学に残り研究を続けたいと考えています。まず最初にすべきことはKGI(どのような手法を用い、どのようなことを明らかにしたいのか)、KPI(そのために今すべき勉強は何か、修論で執筆すべきことは何か、9月以降はどの進路が最適か)をしっかりと明確にすること。時間は限られていますがまた、学部生の時のようなモチベーションを取り返すことができるように努力していきたいと思います。


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Tomoya Kawakami
岡山芳泉→東北大学→university of york, UK