COSMOS

朝。
晴れ。
母を迎えにいく。
窓辺の光に祈りながら
「COSMOS」を歌った。

「君に似てる
 愛だけがそこにある」

歌声は
空気震わせて
心震わせていたよね。

傷んでもいいから
放たれ続けていた
祈りに
愛に辿り着きたい。

歌っていたあなたは
いつもそこにいるよね。

風は強くとも
光る窓辺はここにある。
光窓辺がなくとも
ここにいたあなたが
歌を忘れさせない

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?