【無料】米国株、半導体の在庫動向はITバブル以来の水準
投資猫レイです。
半導体の在庫が急増しています。
コロナ禍を終えてのサプライチェーンの復旧が理由です。
そして、世界的に景気が減速していて、特に製造業の景況感が悪化していることも理由です。
このチャートは、半導体の在庫変化率(前年比)を示しています。
現在の水準は、ITバブル前の2000年頃以来の水準であることが分かります。
それでは、米国株はITバブルの時のような株価急落に見舞われるのでしょうか?
その可能性は低いと考えています。
理由は2つです。
まず、現在の在庫急増は、コロナ禍による急減の反動という側面が強いです。
元々の在庫水準がかなり少ないところからの急増であることから、必ずしも大幅な在庫過剰になっていることを意味しません。
2つ目の理由は、現実的な半導体の需要が目の前に存在することです。
AI関連投資の増加などによって、半導体の需要はトレンドとして増加傾向です。
インテルのCEOなど業界の専門家は、半導体はまだまだ不足状態にあるとして、2024年になっても半導体不足は解消しないという見方を示しています。
米国株は、もみ合いながらも底堅い推移を予想しています。
See you!
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