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ドル円の見通しを需給バランスから考察する
投資猫レイです。
為替レートの方向性を決定付ける要因は様々ですが、需給バランスは直接的に為替市場に影響を与えます。
今回は、円相場の需給バランスを確認し、長期的な視点からドル円の方向性を予想します。
為替市場の需給バランスを検討する上では、需給要因をいくつかに分けて考えまます。
貿易フロー
貿易フローは貿易活動に伴う為替取引を指します。貿易赤字の場合、日本全体で見たときに、受け取る外貨よりも、支払う外貨の方が多いことを示します。したがって、貿易赤字は円安、貿易黒字は円高要因になります。
下のチャートからは、昨年の円安には貿易赤字が伴っていたことが分かります。
![](https://assets.st-note.com/img/1678111611418-Y5xS0V8fkS.jpg?width=1200)
今後の貿易赤字は縮小する見通しです。資源価格が一時の高値よりは下落していること、及び、訪日外国人によるインバウンド需要の増加が見込まれることが要因です。
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