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【アークナイツ】ウルサスの子供たちを振り返る 感想・考察

ウルサスの子供たちのネタバレと考察
気になったことをまとめてみました

習慣

グムには習慣がある
飢餓状態に陥った時、制御不能でなんでも食べる習慣
歯磨き粉のチューブを吸い尽くし、歯に塗りたくる習慣
柵があっても高い場所の端には近寄らない習慣

ものを切る動作を連続して行うと3回目に振り下ろしたとき、まな板を調理台ごと叩き切ってしまう習慣


パンを丸呑み
一口でスープを飲み干す

・ジュナーの腰に噛みついたのは食べられるものと認識した?
・ボーイスカウト大会準優勝のグムが動物の調理方法に詳しくても不思議ではない

・料理人なのに赤いマニキュアをしている。フライパンの裏や取っ手、服装等が赤いのは死体を調理した際に付着した血を思い出さないようにする為?

・歯磨き粉と骨にはカルシウムが含まれるという共通点
・サリアがカルシウムを使ったアーツを使っているのでテラにもカルシウムは存在する
・テラの人たちは第6の味、カルシウム味を認識できる?

動物は、カルシウムをどうやって認識しているのか

もともと、ラットや鳥類がもつ「カルシウムに対する食欲」は、1930年代から知られていました。カルシウムが不足すると、これらの動物はカルシウムを探し求め、摂取しようとします。そして、必要なカルシウムが増えれば増えるほどカルシウムを好むようになり、機会を見つけてはより多くの量を摂取しようとします。
では、これらの動物は、どうやってカルシウムを認識しているのでしょうか。以前は、カルシウム不足の解消に役立つ「特定の味」を学習していると考えられていました。しかし、1996年に私が行った研究では、カルシウム不足のラットに生後初めてカルシウム水溶液を与えたとき、数秒のうちに認識したのです。そして、カルシウムの足りているラットよりも、カルシウム水溶液を飲むスピードが速く、長い時間カルシウムを摂取することが分かりました。
さらに、カルシウム不足のラットはカルシウムを飲んでいる間、明らかに肯定反応を示しました。こうした即座の反応は、学習によるものではあり得ないでしょう。この一連の実験によってカルシウムへの食欲は先天的なものであることが分かり、カルシウムは口内で知覚されていることが証明されました。
出典:キリン食生活文化研究所

・髄液をストローで吸って食べる料理と歯磨き粉を吸う動作が同じ
・血肉の味を忘れるため、歯磨き粉を塗りたくっていたことが習慣化した?

・飢餓状態でどうしようもなくなったとき、歯磨き粉で腹を満たすために食べていたため習慣となった。共食いはしていない?
・共食いはせずに外にいる動物を狩ったりして飢えを凌いだ?

ロサ
「廃墟の中で食べ物を漁り、運良く見つけた貴重な水を節約して使いながら、私はいつも考えていたの。」

・温暖化等によるホッキョクグマの共食いが数年前からニュースになっている
・3回目に全力で力が入るのは骨を断つ動作を行っていた?擦り潰して何の肉かわからなくなるくらい加工していた?

選ばされた答え

イースチナ
「ヴィカは、私が学生自治団に入る前、一番の親友でした。」
「私はそうやって落ちていく彼女をただ見ていた。」
ヴィカを突き落として殺した?
イースチナがヴィカを殺したとして、なぜ殺したのか

・くまのぬいぐるみ(テディベア)は洋ゲーでは子供の死体の隠喩としてよく用いられる
・アニメPVでぬいぐるみのヴィカを落とすシーン

・メイが落ちそうになったときの反応
・どうして探偵ではなく探偵見習いなのか、探偵になれないようなことをした?

ヴィカ
「あなたが来てくれてよかった・・・待って、何するつもり!?」

・貴族嫌いなのはズィマーよりもイースチナのほうが上だった
・貴族陣営につこうとするためにズィマーを殺そうとしたヴィカを、イースチナが殺して阻止した?

・落ちそうになっているヴィカを助けるか悩んでいる間に落ちてしまった、あるいは見殺しにした?
・イースチナは確実にヴィカを助けられる状況だった

・グムの柵があっても高い場所の端には近寄らない習慣は、イースチナがヴィカを助けなかったところを見てしまった?

メイ
「だって私たちは、真実を暴くだけの探偵なのだ。それからのことは本物の警察に任せるのだ。探偵は万能ではないのだ」
「探偵、警察と裁判官、それぞれの仕事は違うのだ」
「私たち探偵ができることは、せいぜい真相を暴いて、法を守ることくらいなのだ」

「私たちには裁きを下す権利はないし、法律の上に立つことなどさらに許されないのだ、私刑を行うなどもってのほかなのだ」
「悪事はどうやっても悪事なのだ、他人を傷つけることは、どのような理由があれど、ただの犯罪と傷害行為に過ぎないのだ」

「人に知られなくとも、裁かれなくても、自分がやってきたことは、少なくとも自分自身は忘れることはできないのだ」
「探偵がやるべきことは、そんな隠された真相をすべて暴き出すことなのだ!」

夢の中で

ズィマーの悪夢に巨大な肉の塊から剥ぎ取ったような、気持ち悪い形をした生臭い血の付いたハム
歩く制服や頭のない歩く死体


・グム以外のメンバーも共食いを行った説
・ズィマーのグループ内での内部分裂によって襲いかかってきた学生を殺してしまったトラウマ。その学生たちも食べた?

・貴族の占領による混乱を終わらせるための行動が、事故によって第2の食料庫火災を起こしてしまったトラウマ
・自己防衛による記憶の改竄がある?

ジレンマ

ロサのプロファイル第三資料によると裏でメフィストによって惨劇が激化し、それを傍観して楽しんでいた可能性が高いとの見方がされている

メフィストたちが学校を退散したのはドクター救出のためにロドスが動いていると情報を掴めたのと、もう放っておいても惨劇は止まらないと察し、見たかった光景も見られたからそちらに向かったからかと書かれている

ロサ
「ここ数ヶ月で、腕を切ろうとしたのが26回、喉を突き刺そうとしたのが15回」
・○○しようとした、とあるので未遂っぽい

ロサ
「私達はもうあの場所を離れた、文明社会に戻ってきたの」
「だから文明的な考え方で行動しなくてはいけないわ」

・飢餓状態でロドスに発見されたとプロファイルに書かれているのはアブサントだけ。ウルサス学生自治団たちはロドスに会うまでどうやって食料を確保したのか

デタラメ冒険譚

リェータの不自然な記憶の空白と矛盾、デタラメ冒険譚というタイトルと蜂蜜による酔い、どこまでがデタラメだったのか

今回のイベント家具、ウルサス風ドリンクの説明文「さっぱりとした甘さのはちみつドリンクで、リェータの大好物。その味に酔い溺れ、甘美なる混乱の中に慰撫を探し求める。」

・辛い過去の記憶を改竄することで「なかったこと」「都合のいいこと」にした可能性

・リェータは感染者のビーハンターと同じ部屋な点、近くの部屋に居るであろう感染者のムースがリェータたちに会いに来た点
・ズィマーがリェータの部屋に来た時、お互い違和感がある反応をした点

・レユニオンモブ兵がリェータに対して「感染者だったら入ってもいいが」というセリフがある、何か意味があるのでは?

・メフィストに会ってから記憶がほとんどない、あのメフィストに本当になにもされなかった?感染や記憶の改竄をされたのではないか?なぜリェータだけキャラ実装されていない?

・トランプでいつもビーハンターに負けるリェータがなぜか酔っている今回は強い
・ぬいぐるみを借りたはずなのに、ビーハンターからは無理やりぬいぐるみを奪った、暴れだして大変だったと記憶にないことを言われる

・部屋の中をステージで弾き語りしながら寝たのに、起きたらなぜかベッドで寝ていた、そして外にステージが置いてあった点

・夏将軍というズィマーの冬将軍を意識した名前とペテルヘイムのナンバーツーについての肩書の話はリェータ以外誰も口にしていない(戦闘能力はロドス内では高く評価されているからある様子)

・ビーハンターに「ぬいぐるみをよだれで濡らしやがって」と言われたが、本当はよだれではなく涙で濡れていた説。一人だけトラウマを抱えていないように見えて本当は心に深い傷を負っている?

メフィスト

メフィストの名前の元ネタはおそらくゲーテのファウストに出てくるメフィストフェレス。人を悪の道へ引きずり込む誘惑の悪魔であったとされる

・学生を1箇所に集めるだけで危害を加えず、学校の敷地から逃げられないようにしかしていなかったと言われているが、メフィストがウルサス人の学生たちに何もしなかったとは考えにくい

・第1の火災はメフィストが学生間で殺し合いをさせるために起こしたのではないか?
・天災とロドスの動きを掴んだから学校を放棄した?

リェータ
「白髪のチビがな、笑っているようなそうでないような顔で話し始めた」
・本当にこの状況を心の底から笑って楽しむような悪魔だったのか?

・レユニオンが去った後も殺し合いは続いた、レユニオンによってこの状況はずっと生み出されていると思い込んでいた学生たちはしばらくして、天災が迫ってくるのと同時にレユニオンが居ない間も醜い殺し合いをしていたことに気付くことになった

パトリオット

学生を捕虜という建前で危険な外から学校の中に隔離、レユニオンとウルサスの抗争に巻き込まないように動いた。しかし、それが気に入らないメフィストによって学校内も地獄に変わった?

いつも通り

パフューマー
「あの子に必要なのは慰めじゃなくて時間が必要」

アーミヤ
「私にできるのは、彼女たちの選択を尊重し、私の、そしてロドスのやり方で彼女たちを守ること」

「他人の感情を理解するのは、本当はとても難しいことです。助けになるのは、理解する以上に難しいでしょう」

・アーミヤは強い感情を感じ取れる能力がある、その能力があってもなお今回のズィマー達のオペレーター申請を受諾する決断をした

これから再スタートしていこう、という所で次の話につづく・・・

春になったら

アブサント
「一体どうしたらこんな風になるの!?」
「あの制服、あの人達は・・・あの学校の・・・!」

ウルサス軍との連絡はレユニオンが攻めてきてからは、なぜかできなかった

ロサ
「貴族はレユニオンがクーデターを起こすことを事前に知っていて、事件が起きる前に逃げた」(ロサ達のように逃げ遅れた貴族もいた)

「ウルサスが今日までやってこられたのは戦争があったからよ。先代の国王陛下が絶えず戦争を仕掛け、資源を手に入れ、そしてその資源をまた次の戦争に充てていた」

「戦争さえあればウルサスは回していけるし、国民たちも心を一つにすることができる」
ウルサス政府とタルラはグルで取引をしていた?
 
・ペテルヘイム高校へ向かったアブサントは学生服の山の中、警官だった父親の無残な姿を目撃したと考えられる
・ウルサス学生自治団を父親の仇ではないかと疑っている?
・基地スキルはウルサス学生自治団の手がかり4が手に入りやすい

リェータ
「あの警官だって、お前たちみたいな奴らに会ってればきっと・・・」
グム
「・・・」
イースチナ
「・・・」

・リェータの言っている警官がアブサントの父親の可能性は高い
・リェータの話が本当ならウルサス学生自治団は警官を殺しておらず、飢餓による食料奪取目的等による他の学生による犯行か?

・警官を殺したら学生を全員開放してやるとメフィストに言われ、リェータが殺した。警官を殺して記憶の改竄をしたあと、リェータが「あの警官だって・・・」という発言をしたためグムとイースチナは察して何も言わなかった説

メフィスト
「苦しみは始まったばかり」
「人生を楽しめ」

・メフィストが警官を殺した説
・どうしてリェータの話で警官の話が出るのか、なにか大きな意味がある?

イースチナ
「私とグム、そしてナターリアは同じ学校、ズィマーとリェータは別の学校の学生でした。」
リェータ
「だからこのペテルヘイムのナンバーツーが」

・ペテルヘイム高校に通っていたのはズィマーとリェータの2人
・アブサントは5人とも疑っているわけではなく、ペテルヘイム高校の制服を着ていたズィマーとリェータの2人を疑っている?

メイが探偵は真実を突き止めるだけ。あとは本物の警察に任せると言っていた後にこの話・・・

現在とこれから

グム

昇進2イラストでは扉(盾)の内側に居ることで他者から心を閉ざしているままの状態
ひとりだけ一人称がコードネームのグム、〇〇お姉ちゃん呼びや昇進2イラストのぬいぐるみなどから考えられる幼児退行
グムは、グムを変えられない

正直重症すぎて、時間が解決してくれるのかどうか…

イースチナ

ヴィカの件は仕方がなかった。混乱に巻き込まれて失踪したと他メンバーは思っているが、本当はヴィカが死んだ原因を打ち明けられずにいる

ヴィカと名付けたぬいぐるみを持っていることもあり現実逃避気味な部分が不安

ズィマー

イースチナに相談していればあんな大火災による惨劇の連鎖が起きなかったという罪悪感、毎日嘔吐してしまうような悪夢、イースチナと過去を話せないで、一人で抱え込んでばかりいた

ズィマーも重症で解決はできないままだったけど、ロサとの話で少し希望が見えたと思う

ロサ

あの時、ズィマーに殺してほしかった。あの時死ねていれば貴族として高潔な行いをしてきたと本気で信じて死ねた
でもあのまま生き延びたから自分が高潔ではないと知ってしまった

誰も殺していない、でもあの混乱の中で誰よりも汚れている人間だと気づいた罪悪感から何度も自殺未遂をする。でも、自分では死ぬことはできない

潜在でドクターにペーパーナイフを渡してたり、ボイスのドクター依存が凄いけど一番前向きに歩きだせそうなのはロサか?

リェータ

「私はどうしてレユニオンのボスに会おうと思ったんだ?」
「私は、やれることはやったんだ」

感染者になったら学生を開放してやるとメフィストに言われた?
一番トラウマがなさそうに見えるが矛盾と意味深なセリフが多い。それにあの状況でトラウマになってないなんてこと、ありえるのだろうか?それこそが異常な状態じゃないのか?
一番前を向いていないのはリェータなのかもしれない

アブサント

父が守ろうとしていた市民によって父を殺され、仇がすぐ近くにいるかもしれないと知った

今はウルサス学生自治団の様子をうかがっている
ボイスを聞く限り短絡的に復讐しよう、という感じではなさそうだが・・・

ウルサス学生自治団たちは仲間同士で支え合えるけど、ひとりきりのアブサントは今後どう動いていくのか、嫌な予感しかしない

様々な原因

天災と鉱石病
感染者差別
レユニオンとウルサスとの抗争
レユニオンによる学校の占拠
パトリオットが学生を集めて、メフィストが地獄を作ったこと
第1食料庫火災
ロサ含む貴族学生の食料庫占拠
ズィマーの事故による第2食料庫火災
学生自治団内での派閥争い
ヴィカの死
アブサントの父親の死

どうしてこんな事態になったのか少し振り返る
例えば、アブサントの父親が死んだ原因は何なのか
もし直接殺したのは他の学生だったとしても、ズィマーが火災を起こさなければ起きなかったかもしれないし、ロサ達が占拠しなければ・・・

全部レユニオンのせいにはならないし、罪を自覚できている組と自覚できてない組がいるこの状況から、救いはあるのでしょうか

感想

コーデや家具、スキップを押した時のあらすじや交換アイテムのペテルヘイムクッキー、公式YouTubeのPVにも小ネタが仕込まれていて、色々とぶっ刺さりました・・・本当に素晴らしいイベントでした

共食いはよく言われている説ですが、あまりにもそう思わせる模写が多いのはミスリード狙いで実際は共食いしてない説もあります。はっきりと明言されていない部分はほとんど妄想でしかないので、次回のイベントが待ち遠しいですね

被害者にも加害者にもなって罪悪感に押し潰されそうでも、生きていくことを選択したズィマー達が今後、わだかまりを捨てて普通に笑い合えるようになれればいいなと思う

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