嬉野お茶ペアリングから考えるノンアルマリアージュ
先日の木下さんのVoicyで嬉野のお茶農家さんがやっているお茶のペアリングがインバウンドの方にとても人気だという話を聞きました。
このお茶のペアリング、本気で取り組めば日本も色々なところでチャンスがあるように思います。
お酒などでよく聞くペアリングで、お酒に比べてノンアルドリンクは安く見積もられがちですが、そこにペアリングという付加価値をつける事でまだまだこれから広がっていく可能性を感じますね。
お茶がタダで出てくるのはなぜ?
日本によくある、お水と緑茶がタダで出てくるのに、ウーロン茶を買う文化…ちょっと不思議でした…。
ウーロン茶もタダであるべきと思っているわけではなく、緑茶とウーロン茶って焙煎具合の違いなのに、なんで片方はただ出ててきて、片方は値段がついているのか?というのが理解できませんでした。
昔は旅のお休み処で、食事を出していて、その食事を食べやすくするためにサービスでお茶を出していたのではないか?という説を見つけました。その名残で色々なところでお茶が無料で出てくるんですね。
ノンアルペアリングを考えてみる。
さて、最近出てきているノンアルペアリング。
インバウンドが増えている事や、お酒を昔ほど強要される事がなくなったのもあったり、若い世代でアルコール離れが出てきていたり…色々な要因からノンアルコールでのペアリングが出てきています。
考えてみれば日本は昔からノンアルペアリングをやっていましたよね。
抹茶×あんこ
煎茶×うめぼし
煎茶×せんべい
コーヒー×チョコ
紅茶×クッキー…
ビール×焼肉
ビール×焼き鳥
日本酒×蟹味噌
赤ワイン×チーズ
白ワイン×カルパッチョ
なぜかノンアルだとお菓子で、食事となると急にお酒×ご飯という組み合わせをイメージしてしまいます。…とここまで書きまさたが、お酒×食事というよりはお酒×単品(おつまみ)との組み合わせが多いように感じます。
赤ワイン×チーズがかかったミートソースパスタ
麻婆豆腐丼×紹興酒
餃子×ビール
こうなると食事ですね。
ちょっとここでお酒をノンアルに置き換えてみましょう。
炭酸×焼肉
ウーロン茶×焼き鳥
緑茶×蟹味噌
ジャスミンティー×チーズ
柑橘系甘くないジュースやアップルサイダー×カルパッチョ
ミートソースパスタ×甘くないブドウジュース
麻婆豆腐×ウーロン茶
餃子×ハーブティー
想像で書いてるので、合わないものもあるかもしれませんが、結構いけますね。
食べた後に飲むのを想像して書いていますが、ノンアルマリアージュ楽しいです。
お茶系は基本なんでも食べ物を受け入れてくれるし、むしろその中からマリアージュがおこりそうなものを考えるのが楽しくなりました。
色々な地域の特産品で甘くないジュースを作る事で新しいジャンルが生まれてきそうです。
ノンアル×炭酸で可能性は無限大?!
ノンアルマリアージュを考えている最中に、すぐ炭酸を結びつけてしまう自分がいました。
ビールやシャンパンが色々なものに合うというのは炭酸がそう思わせているのかもしれません。
牛乳サイダーができたら、チーズとかと合いそう。
そういえば、妊娠している時、ノンアルだけどお酒飲んでる気分になる飲み物を探して、ビネガークラフトワークスさんのハイボールテイストのお酢にハマっていた事を思い出しました。
このビネガークラフトワークスさんの商品は、炭酸×ビネガーでお酒を感じてもらうことを目指しています。ノンアルだけどお酒を飲んでる気分になれるので、嬉野のお茶屋さんのノンアルマリアージュとは異なるかもしれませんが、お酢を使っても面白いですね。
ノンアルいいじゃん!!
ぜひみなさんのノンアルマリアージュ教えてください😊
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