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岡田あーみんってマジで天才だと思う

一番最初に書くnoteがコレだけど、まあそんなのはどうでもいいです。

ブログを始めてから、はや二年と少し。

普段は読みやすさとか色々迎合してるから、自分の言葉で文章は書かない。っていうか、たぶん誰も読んでくれないから自分の言葉で文章なんて書かない。

それはともかく、皆さんは少女漫画界に咲くドクダミの花こと岡田あーみんを知っているだろうか。
恐らく、年々知る人は少しずつ減っているかもしれないが、私の中では完全に私の笑いのツボに影響を与えている一人だ。


岡田あーみんとはギャグマンガ家ではなく、あーみんというジャンルだ。

何はともあれ、とりあえず岡田あーみんのwiki。

岡田 あーみん(おかだ あーみん、女性[1]、1965年8月14日[2] - )は、日本の漫画家。沖縄県生まれ[2]。
(中略)
高校在学中の1983年に「米須(よねす)あーみん」の名で投稿した「お父さんは心配症」が集英社の第162回りぼんNEW漫画スクールの準りぼん賞を受賞、『りぼん』5月号に掲載されデビュー。後に岡田に改名し、同作で連載を始めた。
『お父さんは心配症』『こいつら100%伝説』『ルナティック雑技団』とデビュー以来連載を続けた。1994年には『お父さんは心配症』がテレビ朝日系列にて朝日放送、国際放映製作でテレビドラマ化された。『ルナティック雑技団』連載終了後はシリーズの短編を発表。1997年以降は活動を休止している。

恐らく、多感な年齢でこの漫画に出会ってしまったら、ゆがんだツボを持つに違いないと思う作品やタッチを特徴にしている。
もし、あなたに子供がいるのなら、多感な時期に読ませないようにする事を強くお勧めする。

なぜなら、アナタの子供が万が一にもはまってしまったなら、陰キャまっしぐらになるだろうから。私のように。

私には何の責任もないから、それはそれで面白いけどね。笑


あーみんの連載は3作だけ

さて、そんな岡田あーみんだが、陰キャで根暗でどうしようもない私は彼女の作品が大好きである。

当時は、少女漫画誌の「りぼん」で絶大な人気を誇ったちびまる子ちゃんとコラボ作品をしたりしていたのが驚くのだが、普段はホントに少女漫画なのコレ?ガロじゃなくて?と思うようなスキル満載のギャグのオンパレードなのだ。

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完全にセクシャルだったり

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急にブラック過ぎたり

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身もふたもない正論ぶちかましたり

少女漫画でも異質な光を放ち続けた作品を描いた漫画家なのだ。
とりあえず、あーみんの作品はこうだ。

・絵が汚い
・コンプラの存在しない世界
・狂気に満ち、ひねくれた世界観

何か既視感あるなーと思ったけど、たぶん漫☆画太郎に通じるものがあるんだろうな。と勝手に思ってみる。

彼女のカルト的な人気は今も健在だ。


それっぽく言うなら

岡田あーみんの言葉のチョイスには、文学的要素が強いものが多い。
最後の連載作になった、ルナティック雑技団の中で見せた気狂いの麗人こと「ゆりこ」はその傾向がすごい。

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何となく純文学を香らせるテイストをギャグにしてみたり

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ある種、谷崎潤一郎的な世界感を醸し出してみたり。

これを小学生がターゲットの月刊誌でやっていたのだから、当時の小学館は攻めていたと思う。

何か色々書いていたらスッキリしたので、もう終わります。
読んでくれた人、ありがとう。


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