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舞台も料理も通ずるものがある~劇団四季キャッツ40周年でストリングスホテル名古屋がコラボ企画

 劇団四季のミュージカル「キャッツ」は2023年11月11日、日本上演40周年を迎えました。名古屋市中村区のストリングスホテル名古屋は同日、ブッフェレストラン「シェフズ ライブ キッチン」で劇団四季とのコラボ企画をスタートさせたのです。
 用意した料理やスイーツは、キャッツに登場する27キャラクターすべてをイメージ。昨年のキャッツ企画第一弾で好評だったスイーツ類も含めると計34種類が並んでいます。
 40周年前日の10日、ストリングスホテル名古屋の商品発表会に参加しました。会場入り口には、キャッツに登場するキャラクターの写真や記念グッズを展示して盛り上げていました。
 料理に携わるスタッフは全員、キャッツの舞台を観ているそうです。料理長の小川正作さんは、広報から「キャッツのキャラクターで料理を作ってください」といわれたときに、「私にそんな力はありません」と躊躇したそうですが、早速観劇。「非常に感銘を受けて、実は業務以外にもう一度観に行きました」と言います。
 「日々の鍛錬という意味で、その場で最高のパフォーマンスを発揮するという点で、演者の方と料理人と相通ずるものある」
 小川料理長の感想です。

三河鶏のスモークは、お客さんの前でパフォーマンスもあった

 写真は、愛知県ブランドの三河鶏の燻製仕立てです。お客さんの目の前でスモークの煙を漂わせるパフォーマンスもあります。広報担当の石川総一郎さんが主なメニューの制作背景をまとめてくれた資料によると、キャラクターは「スキンブルシャンクス」。大きな機関車の煙突から吹き出す煙をキーワードに、スモーク仕立てにした一品。名古屋名物のみそソースを添えたのも「ミソ」です。 
 ブッフェ名物の寿司は鮮魚、天ぷらは地元野菜の揚げたてということで「美食家バストファージョンズの愛した一品」として用意されています。

カッパゲティをイメージしたスパゲッティやマンカストラプの白身魚のフリット
ランバスキャットのショートケーキ(左上)やランぺルティーザのチョコバナナロール(左下)、マンゴジェリーのマンゴーゼリーなどスイーツも全10品

 この企画「STRINGS ジェリクルブッフェ~リバイバル~」は、2024年1月31日までの期間限定。劇壇四季「キャッツ」公演は、2024年5月12日にファイナルステージを迎えます。

2階の窓側の席からはホテル結婚式場の大聖堂が望める。                  特別に目の前でモンブランのケーキを作るライブ感覚のサービスもうれしい

(2023年11月27日)  

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