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小布施町「一粒万平」一粒万倍白玉ぜんざい

店名 一粒万平
場所 長野県上高井郡小布施町都住1125-1
電話 026-214-3781
ジャンル カフェ、デリカテッセン
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「白玉と抹茶アイスのぜんざい」650円


一粒万倍日は『ひとつぶまんばいび』ではなく『いちりゅうまんばいび』と読むよだそうだ。じつは今知ったのでよくわからないのだが、月に4〜5回あるとてもよい日取りをさすのだそうだ。意味は

「わずかなものが非常に大きく成長することのたとえ。また、少しでも粗末にできないという気持ちをも表す」

とのこと。この一粒は種籾を意味している。種籾一粒から一本の苗ができ、その苗から何千、何万という米粒が収穫できる。

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すなわち、ほんのちょっとしたわずかなことが何倍にも膨らむこととされ、新しいことを始めるのにはもっともよい日とされている。開業、仕事始め、種まき、お金の支出に関する事(出資など)、結婚、祝い事、銀行口座の開設、宝くじの購入などがよいとされる。逆に借金などをすると何万倍にも膨れてしまうから気をつけなければならぬ。

なにゆえこんな事を書き始めたかといえば、小布施町に移転した「一粒万平」に今日初めてお邪魔したからだ。

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「一粒万平」

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こちらは以前、中央通りのぱてぃお大門の一角にあり、自社の有機減農薬農業で栽培された野菜をつかった自然食ビュッフェのレストランだった。大喰らいの私はこちらが好きでちょいちょい通わせてもらっていた。という事であの美味いビュッフェにありつけるかな、と思っていたがコロナ禍の関係で当面見合わせ状態。カフェとお弁当や惣菜の販売のみの営業となっている。

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今回はお弁当のみの購入と思っていたが、カフェメニューを覗いたらなにやら美味そうなものがあるではないか。これは食べねば、食べて帰らねばならぬ。


「白玉と抹茶アイスのぜんざい」650円

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楚々とした丸い皿の中心に抹茶アイスひとつ。周囲には粒あんと6個のしらたまが配されている。ミントと抹茶は同じ緑だが趣が違うのでとてもさわやかに感じる。ひんやりした粒あんとほの暖かい白玉はとても品のよい関係だ。抹茶アイスが一層格を上げてくれる。きなこあるいは黒蜜を加えるとまた違った世界がみえてくるようだ。

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木材をふんだんに使った店内から、外部の青々とした樹々を愛でながらいただくぜんざいは心底美味かった。自社栽培の野菜を用いたラーメンも美味そうだ。レジで訊ねると、コロナが収まったらビュッフェも開始したいとの事。またちょこちょこお邪魔しなければならぬ。

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