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オンライン上でクレジットカードは使いたくないんですが。

皆さんからは「何を今更」と言われそうなのですが、このキャッシュレス推進時代において私はオンラインでクレジットカード払いする事に非常に抵抗のある一人です。抵抗と言うよりも不安感がとても大きい。
不安とはずばり、オンラインでクレジットカードで支払いする際にはカード番号等の入力が必須なのですが、不正アクセス等でその情報が洩れカードを不正利用されてしまうのではないか、という事です。ニュースで顧客情報漏洩が報道される度に非常に不安に思っております。
その為、今まではネット上での支払い方法は基本的にクレジットカード払いは避けていました。商品が届いて物を確認できる後払いである事と、窓口支払いの際に手数料がかからない事から、商品が届いた際に同梱されている振込用紙による郵便局やコンビニでの窓口現金払いを主にしていました。無料だったので代金引換もよく利用していた時もあります。元々現金派で店頭での買い物が多い事から、ネットで買い物する事自体が少なかったのでこの方法でも特に問題なく処理できていました。

ところがネットで買い物をする人が爆発的に増えてからクレジットカード以外の決済方法は何かと手数料がかかるようになってきたのです。まず代金引換が有料になりました(サイトによっては注文金額によっては無料の所もあるかもしれませんが)。銀行振込は元から手数料がかかりましたが、今はどこも値上がりしています。(携帯の)キャリア決済は便利そうで意外に手数料がかかる所が多く、無料だったコンビニでの現金支払いでさえサイトによっては手数料がかかる所も増えてきました。
それに比べ、どこのサイトでもクレジットカード払いだけは不動の手数料無料。カード使用をごりごりに押しているのがあからさまなほどです。
そこに加えて昨年の消費税増税を受けて政府がキャッシュレス決済を推奨したので、クレジットカードで支払った方が今年の6月までは還元があり、現金払いをするよりもカード支払いの方が特になる事が増えてしまいました。
そんなわけで私はリアルではクレジットカードを使う事が増えてきたのですが、ネット上で使う事がまだ不安がありキャリア決済で基本的に支払っています。しかし前述の通りキャリア決済でも手数料がかかる所が増えて来て頭を抱えている所です。1回100円で済むならまだしも300円弱かかるので地味に痛い。

そこまで心配ならバーチャルカードを取得してネット通販専用で使えばいいじゃない、と言われそうですね。はい、確かにおっしゃる通りです。
ちなみにバーチャルカードを知らない方にざっくり説明しますと、バーチャルカードとはオンラインで安全に買い物する事に特化したカードです。一般のクレジットカードと比較すると、使用限度額が大変低く万一不正使用されても被害額が少なく済むこと、また簡単にカード番号を変更できる所が違います。
ですがこれも問題があるみたいなんですよ。バーチャルカードはアプリ経由で使用する事が多いそうなのですが、アプリ側に不具合が起こり使いたい時にエラーが出て使えないという報告が結構あるみたいなんですよね。使いたい時に使えないのでは意味がないので現在の所は入手は考えていません。

ところで私はネットで買い物をする時に一番多く使うサイトはamazonです。それで色々調べると、支払い方法にamazonチャージと言うものがあるではありませんか。amazonチャージとは簡単に言うと、amazonのみで使えるお買物券を買うような感覚です。例えばamazonチャージを1万円分買うと、自分のアカウントに1万円に表示され(入り)ます。それをamazonで買い物する時に使用できます。チャージを買う時の支払い方法はカード払い以外にもコンビニなどでの現金決済が可能ですから、少なくともクレジットカード情報をamazonサイトに入力する危険はなくなるのです。
なーんだ、じゃあ君、amazonで買い物する時にはそれ使えばいいじゃん。字数使って何ぐだぐだ書いてるわけ?と突っ込まれそうなんですが、ちょおっと待ってください、兄貴、辛抱して最後まで聞いてくだせえ。
amazonチャージは購入後全額すぐに使うならともかく、そうでない場合は自分のamazonアカウントに残される事になるので、もし自分のアカウントに不正アクセスされれば盗まれるのではないかと言うリスクがあります。さらに、もし盗まれた場合にamazonはそのamazonチャージを保証してくれるのか?という心配があるんですよ。ざっと調べた所チャージ分を不正利用されたという話は出てきませんが、amazonポイントの不正利用やアクセス乗っ取りはごろごろ出てきたので安心はできません。前述の通りチャージ後即買い物で全額使用すると言う事ならリスクはかなり減らせるのではないかと思いますが、チャージ金を現金で支払い後アカウントに反映されるまで80分くらいかかる(人によって5分から2時間ほどの差が出るのがまた謎)そうなのでかなり計画的に買い物しないといけないようです。と言うわけでいまいち利便性にかける。

と言うわけで、結論から言うとバーチャルカードを使用しない場合、オンライン決済時にリスクが少なく且つ手数料がかからない支払い方法はほぼありませんでした。
今後もなるべくオンライン上でのクレジットカードの使用は避けてはいきますが、使用しないといけない場合、下記に注意していきたいと思います。

ネット上の買い物でクレジットカード支払い少しでも不正使用を避けるため、そもそも自分のアカウントに不正ログインされた時にカード情報が入力されていなかったら盗まれる事自体もないのではないかと思い
●とにかく通販サイトはどれにもクレジットカード情報を入力しない
どうしてもカード支払いをする場合はその買い物が終わったら即該当サイトからカード情報を削除する。(この方法が有効であるかは分かりませんが、おそらくカード情報を登録しっぱなしの状態の方が情報漏洩リスクが高いのではとの考えから)

●スマホを万一紛失した際に、不正利用の危険がある為、スマホ本体にもカード情報は入力しない(その為iphoneユーザーですがApple payを使っていません)。

●amazonでの購入はamazonチャージを試してみる(チャージ後即全額利用を心掛ける)。

と言うわけでオンライン決済方法の模索はまだまだ続きそうです。今回は単なる愚痴になりました、すみませぬ。


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