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稀代の悪女、三度目の人生で無才無能を楽しむ

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・既刊作品のWEB版。 ・(恋愛?)ファンタジー小説。 ・思いつきで書いている ・当然ですが書籍とは異なる部分に、比べ物にならない乱雑な文章。 ・誤字脱字あり ・基本的に句読点改…
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#異世界ファンタジー

書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)58ミハイルside

「シュア、こっちは終わった。1年生と3年生達も合流……」  言いながら後ろに各学年の生徒…

嵐華子
4時間前

書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)第57話〜ミハイルside

『もちろん悪気ない事は私はわかっているさ。それよりラビアンジェの部屋に入る時に使用人は誰…

嵐華子
4日前
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書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)56〜ミハイルside

「何年か前からは定期報告になっているが、他にシュアが気になった事があれば教えてくれ」  …

嵐華子
5日前

書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)55〜ミハイルside

「リュンヌォンブル商会にDクラスが関わったのは良かったのかもしれないな」  幸運のシュシ…

嵐華子
8日前
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書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)54〜ミハイルside

「学園での妹の服は庶民向けではなかったはずだが、シュアの目から見て他の令嬢より劣っている…

嵐華子
11日前
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書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)53〜ミハイルside

「報告書では離れで反省しろとお前に言われてからずっと使用人もつけずに小屋で1人暮らしをし…

嵐華子
2週間前

書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)52〜ミハイルside

「すまない。その通りだ。今回の暴力だけでなく、これまでの事も含めてロブール公爵家からも学園からも何かしらの沙汰があるなら大人しく受けるつもりだ」 「私は父からもラビアンジェからも部外者扱いだ。どうするかの権限は持ち合わせていない。だがシュアも含めてそんな者達を好ましく感じていないことくらいは、そろそろ察しても良いと思っているが?」 「やはりそうか……」  いい加減苛立ちが抑えきれなくなってきて、本心が口をつく。  王子の眉根がぐっと寄る。  俺に側近になれ、優秀なのに努

書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)51〜ミハイルside

『ラビアンジェ、お前はロブール家公女としての自覚が乏しいばかりか、義妹のシエナに対して身…

嵐華子
2週間前

書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)50ミハイルside

『ラビアンジェ、母上はしばらく姿を現さない。今のうちにお前も公女らしく変わるんだ』 『ま…

嵐華子
3週間前

書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)49〜ミハイルside

「シュア、呼んだか」  この学園の慣習に従って生徒会長となったロベニア国第2王子であり、…

嵐華子
3週間前

書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)48〜ジョシュアside

【邸には月に1度の家族の集まりの際に入るのみ。それ以外の平素は離れでくらし、自ら料理や身…

嵐華子
3週間前

書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)47〜ジョシュアside

『ラビアンジェ、何故淑女科にいなかった』  ちょうどあいつの学年である2年生の、初めて専…

嵐華子
3週間前

書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)46〜ジョシュアside

『まあまあ、良かったわ。気がついたら監視されているなんて、気持ちの良いものではないもの』…

嵐華子
3週間前

書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)45〜ジョシュアside

『殿下の身分はロベニア国第2王子ですが、お相手もまたロベニア国で四公と称されるロブール公爵家の第1公女です。そしてまだお気づきになっておりませんか? 殿下や他家の令息、ロブール家の夫人と養女がどれほど軽んじても、当主が軽んじたと耳にした事は1度としてありません。次期当主となるその兄君も妹君への発言は痛烈ですが、その発言に耳を傾ければ軽んじた内容だった事は1度としてありません。何を意味するか、おわかりですか?』  2年の学年主任に言われて初めて気づく。 『私は何かを見誤って