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母親ゴコロと秋の空

今日も朝は長男くんを保育園に連れていき、家事を済ませて、パソコンに向かって仕事をする。

私は妊娠中に起業して自分で仕事をしているので在宅ワーク。

次男くんは1歳になったら保育園に入れる予定なので、8ヶ月の次男くんを見ながら仕事をするということになる。

普段は夫が夜勤なので朝帰ってから、昼過ぎに寝るまでの間は子供を見ていてもらっている。

その間に仕事をするけれど、完全にフリーになるわけではないので細切れ時間に仕事をするのでなかなか捗らない。

今日は夫が休みだと分かっていたのでここでガッツリ仕事に集中しようと思って計画していたが、

夫が2日前になって会社の先輩と昼に飲みに行くとの申告。

最初は「お店が15時で中休みになるからそれまでで、もしかしたらその後もう少しってなったらお茶するかも」と言っていたが、

出掛けに結局何時頃になるかと尋ねると「18時くらい?」との返事。

余裕がある時は気分よく送り出せるけれど、今日はうまく行かなかった。


この話を読んでも父親である男性の多くは「?」になるかもしれない。

何がモヤっとするかというと、例えば、母親は出かけるとしたら子供も連れて行くことが多い。

子供を連れずに出かけたとしても、保育園のお迎えもあれば夜のお風呂やご飯の支度もあるし、ママたちが集まれば15時頃にはお開きだ。

自分が10時過ぎから18時頃まで出かけるとなれば、自分の準備をしてすぐに出かけられるわけじゃない。

子供の昼の離乳食に洗濯の取り込みのこと、保育園のお迎えに、お風呂、また夕食の準備に子供の離乳食は夫に任せることになる。

服は何を着せて、離乳食は何をあげて・・・とそれを全て伝えなければならない。

毎日子を見てくれているのになぜか覚えない謎はあるけれど、そういう作業がセットになる。

反対に、夫がいない日に在宅ワークするということは、これを全て自分でこなしながら仕事することになるので、当然だけど上手く進みっこない。

そういうことに「むむむ」と思ってしまうのだ。


でも結局何が言いたいかというと、単純に夫が羨ましいっていうことなんだと思う。

子供の予定を考えることなくフラッと8時間くらい普通に出かけられる心の軽さが羨ましい。

もちろん役割分担があるから、夫への恨言を言いたいわけじゃなく、やりたいことができないもどかしさや恨言を言わずに伝えられる相手に言葉探しとか自分の中のモヤモヤした何かが気持ち悪いだけだ。

母親としての役割と個人としての自由や仕事と夫とのパートナーシップの在り方とかをモヤモヤしながら考えて昼食の納豆ごはんをかきこんだ。

笑って送り出して笑って送り出される日常の模索は続く。







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