見出し画像

【エッセイ】不動のおにぎり

今日もとっても寒いですね
私はお弁当派でしたので
いつも職場にはお弁当を作って持参してました。過去形なのは今の職場は忙しくて勤務時間も不定期すぎて疲弊がすごいので弁当作りにまで時間や労力を割けず
職場付近で調達するという贅沢者に成り下がったからです

最初は近所のカフェや定食屋さんなどのランチを求めて出掛けていたのですが最近は
昼にがっつり食べると金銭面やダイエット面でもややこしく胃腸も疲弊するので
コンビニで調達するようになりました

コンビニで買うのはおにぎりふたつとサラダです。決まっているというか決めたのです
私がなぜ弁当を作っていたのか。
昼食べるものに悩みたくないからなのです
どこにいこうか何を食べようか
選択肢があるほど面倒になってしまいます
そして毎日のことだしお金のことも考えてしまいますしそれも面倒なので弁当があるとそれを食べていればいいので作る手間より選ぶ面倒さを回避しての弁当でした
しかし今、弁当が作れないとなるとコンビニで簡単に済ます
それも
何、を買って
カロリーはいくら、くらいで
お金はいくら、くらい。
と決まっているとそれ通りに買えばいいのです
なんて省エネ人間
いえ私のことなぞいいのです

コンビニ様はサラダはさておき
おにぎりの種類を無限に
ほんとうに日々単位で更新しようとしてくれるのは驚きです
店舗によっては手作りおにぎりというようにコーナーを作って「店で握ってほかほか」おにぎりを並べてくれたりします。
すばらしい

昨日は鍋を称賛しましたが
おにぎりも安定して偉い存在だと思います
【偉さその1】安い
高くてもたいてい200円以内
【偉さその2】豊富
具もコメの種類もいろいろ活用
【偉さその3】ヘルシー
カロリー、糖質ともにパンと比べると断然ヘルシーで腹持ちもいい

実質もさておき
食べていればヘルシーでいられるように思える自尊心も保てるのです

おにぎりといえば
思い出すのがおむすびころりんという絵本に出てくるおむすび
幼いわたしには憧れでした
あの大きなおむすびはさぞ美味しいものなのだろう
あの絵本を知って以来、おにぎりよりおむすびと呼んでみた方が美味しく思える気がするようになりました

そしてまた思い出しました
わたしの小学校ではその名も
「おにぎりハイク」という行事がありました
近くの、それこそ私の家の裏山を
おにぎりを持ってハイキングにいく行事なのですが
その時の「おにぎり」はなぜかひとつと決められていました
なぜだったのでしょう
それだけの軽食を携えていく程度の軽いハイキングだと言いたかったのでしょうか
そして私たちはお母さんが握ってくれるおにぎりを持たせてもらうわけなのですが
そこは母ゴコロ、
今のデコ弁のようなことがそのひとつのおにぎりに繰り広げられるわけです

いろんなものをまぶしたり巻いたり
いろんなものを具材にしたり
私が覚えているのは
なんかでかいなと思いつつかぶりついたら
ゆで卵がまるまる1個入れられていたことです
今思うとごはんとゆで卵っておかずになってるのか否か微妙ですが
その時の私は素直に
え!おにぎりにゆで卵!斬新!
と素直に受け止めて楽しくいただきました

みなさんにもいろんなおにぎりの思い出や思い入れがあることでしょう

そんなんだったらおにぎりぐらい
握って弁当に持っていけばいいなと
書きながら少し思いましたが
やっぱ面倒だなと結論が出ましたので
このへんで。

美味しいおにぎりをみなさまも
ぜひ引き続きご愛顧ください
(´ω`)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?