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タマゴの価格は下落中。正直、大丈夫ではない。

店頭価格が一時期に比べて、値下がりの激しいタマゴですがこのまま放置しておくと大変なことになります。

農業新聞によれば、なんと生卵の価格が下がったままなので廃棄を始めたというニュースが出ていました。

今年は(養鶏場の対策のおかげで)鳥インフルエンザの発生も去年ほどの激しさもなく、年末も供給には十分な量が確保されていましたがここにきて在庫が積み上がり始めたというのは深刻です。

業務用の卵はすでに国産からの切り替えが進んでいたり、卵自体の代替が進み(卵を減らして豆乳を使うなど)使用量そのものを減らす、コストを減らす方向に行ってしまいました。

また、一般の方も卵だけ下がったとしても、調味料や日用品の値上がりが激しく大量に卵を買い込むようなことはしなくなったと思います。

一方で、為替の円安傾向から飼料が大幅に値上がりした状態のまま、養鶏所の経営は安定的とも言い難いのでその点も個人的には気がかりです。昨年の値上がりの状態を見れば「価格は下げづらいだろう」と思っていましたが、ここまであっさりと値を下げてしまって大丈夫なのでしょうか?


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