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東京リベンジャーズのモヤモヤを言語化する

先日、東京リベンジャーズの最終巻となる31巻が発売された。
自信はマガポケで単話買いをして、
最終回の内容などはリアルタイムで追っていたので知っていたが、
コミックの方でも買っているので購入。

内容をもう一度読み返し、うーんとなった。

※注意※
ここから記載する内容は東京リベンジャーズに関してのネタバレを含みます。
また、自身の考えなどを交えて記載していくことを踏まえて読んでください。

結末についてのモヤモヤ

自身はそこまで批判的ではないが、
良かったとも言えないなと思います。

完結の仕方は最終話までの2、3話でマイキーとタケミチが両方過去へタイムリープして新しい東卍を作り上げ、結婚で終了しましたがこれを読んで最初に思ったのは今までの戦いは何だったのかということ。

今までのタケミチは過去に戻って納得のいかない現実を修正してましたが、
最後は過去から全部やり直すという構図になってます。

なんというかこれはタイムリープというか転生に近くて、
個人的にこの世界観で生きている人物って似て非なる感じがして愛着が持てないというか。

また、これまでの東京リベンジャーズはタケミチが自分で頑張って現代の現状を変えてきた。
でも、この場合だと物語はタケミチは最初から東卍にいて、東卍立ち上げて特に何もせずに幸せになった。みたいな感じがするなと。

頑張っている姿を見てみんながタケミチを次第に認めていくという感じがよかったのに、この感じだとなんかマイキーが急に仲良くしだした雑魚みたいに進んで行っちゃうんじゃと。

そこの掘り下げもなく結婚まで行くのもなんだかなぁと、これだとヒナがただのヤンキーの彼女に成り下がってる感じもモヤモヤしました。
せめてタイムリープする前のタケミチの努力っていうのを千冬やヒナやナオトが理解しているなどの描写が欲しかった。

伏線を残しすぎ

これはもっとも指摘されている部分ですが、作中の伏線が死ぬほど放置されて完結されている。
まず、黒い衝動ってなんだよ、ってところとこの黒い衝動最終的にどこ行ったんだ、、、という
消えた描写もなかったし、黒い衝動に取りつかれた一虎→マイキーどこで移ったんだ。

あとこの黒い衝動はシンイチロウがマイキーを助けるタイムリープを行ったことで、一虎が何故か黒い衝動を発現
タケミチがヒナを助けることで、マイキーが発現 のように見えるがタイムリープしている人物の近しい存在が発現するの理不尽すぎだろ。

最終的にタケミチを殺すことによってマイキーが黒い衝動から解放されたように思われるが、この説明も特にないので考察しようがない。

また、最終決戦でワカとベンケイがマイキー側だったのも何故かや稀咲鉄太は何者なのか三途は何故マイキーに心酔してるのかなど、、、

自分は人物系はともかくタイムリープや黒い衝動の説明などについては欲しかったなーと思いました。

君らキャラ違うくないか

やっぱりヤンキー漫画だけあって敵はカスが多い場合があります。
でも最終回は寺野サウスとか半間とかが良いヤツみたいにいますし、灰谷兄弟とか望月とかも仲間みたいな感じでえ?こいつらもみたいな感じが少ししました。
まぁその最初に言ったみたいに世界線違うからなぁとも感じる点の一つです。

あと終盤の過去編のシンイチロウ強すぎだろ、喧嘩弱い設定どこ行った。

個人的に望んだ終盤

ここからは完全に好みなんですが、自分が望んでた終盤の展開を書こうかなと。

1,タケミチがマイキーに喧嘩で勝って黒い衝動を克服しエンド
→一番王道かなと思います、まずここで勝たないと終盤の少し未来が見えるようになったタケミチの能力の意味なくないかと感じます。マイキーに勝つために見えるようになったんじゃねぇのかよって

2,マイキーがタイムリープ能力を手に入れてタケミチを助ける
→最終回で思ったのはタケミチとマイキー両方タイムリープする必要はあったのかというところ。
マイキーってこれまでシンイチロウにタイムリープで助けられていて、タケミチにも助けてもらおうとしているので、ずっと受け身。なので、マイキーが今度は自分でリベンジして他の人を幸せにしてほしいと思いました。
まぁでも正直少年時代までのタイムリープはやりすぎだから高校1年になった部分までのタイムリープにして欲しい。

最後に

一応最終的には全員幸せエンドなので、よかったといえばよかったのではと思いました。
まぁでも叩きたい人の気持ちもわかるかなと、
でも、これまで楽しませてくれた作品であり、個人的にはすごく好きな作品です。
また、東京リベンジャーズは追加で少し物語が描かれるようなので、そちらを期待したいですね。

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