見出し画像

クリスマスソングで不安になる

昔はクリスマスが大好きでした。
ごちそうを食べ、プレゼントをもらう日。
誕生日と同じく、年1回のこの日を待ち焦がれていました。
小さい頃は。

中学、高校で受験を意識するようになると、クリスマスの時期への印象が変わっていきます。
期末テストの結果に一喜一憂し、冬休みは短いのに宿題をどっさり出され、年明けにもテスト。
「今勉強しないでどうする?」的な雰囲気が漂い始め、勉強に追われる時期になりました。

大学では12月はバイトが忙しくなり、それなりにクリスマスを楽しんだ年もあったけど、結構ドタバタしてた記憶があります。
社会人になってからも12月はだいたい仕事が忙しく、年末年始休暇の直前あたりは残業ばかりでした。

だからでしょうか。
この時期に街中で流れているクリスマスソングを聞くと、漠然とした不安感に襲われます。

山下達郎の「クリスマスイブ」も、松任谷由実の「恋日がサンタクロース」も、ジョンレノンの「Happy Xmas (War is Over)」も、なんだか急かされるような、クリスマスを楽しまなきゃいけない強迫観念のような、1年の反省を促されているような、よく分からないもやもやとした気分になります。
あまり顔には出さないですが。

クリスマス自体は嫌いではないです。
街が賑やかになって子供たちもみんな楽しそうだし、イベントもたくさん催されますし、ポジティブな雰囲気になれるので好きです。

でも、なぜかクリスマスソングは不安になっちゃうんですよね・・・



※この記事は「アランチャの書きたかったことを吐き出すAdvent Calendar 2021」の20日目の記事です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?