行間コラム
どうも、Cosmic dancerです。
先週から自作の詩をアップし始めました。ぼちぼち気ままに投稿していきたいと思いますので御手好きの時間に読んでいただけたら嬉しい限りです🤗
【詩ができるまで】
早速ですが有名な誌人さんって、詩をどう作ってるんですかね?
僕は
①日常の中で思ったことや感じたことをノートに書き留める
②その「気づき」を核として、それに伴った感情を醸成させてより印象的な表現を生み出す
③その「気づき」を得たきっかけや場所などの状況を表す言葉を探す
④言葉の組み合わせ、順番、リズムなどを総合衡量して詩の形にしていく
といった感じで作ってます。
素人なりに詩を作ってみて思うのは、やっぱり一朝一夕では納得のいく詩ができないなぁということ。感情を寝かせることもあるし、言葉の組み合わせが浮かびすぎて決められない時もあります。
そんなこんなで「中々テンポよく詩を投稿していくのも難しそうだぞ」ということで詩の制作過程についてのコラムも間にちょくちょく挟んでいこうかと思います。
名付けて『行間コラム』www
詩の内容を説明するのは解釈の幅を狭めたりするし、詩としての表現力向上にも結びつかない気がするので、直接的な説明は避け、その詩ができた周辺状況みたいなものを書いていこうと思います。
【『宇宙の踊り子』について】
ということで、先週アップした『宇宙の踊り子』の周辺状況について少し触れていきます!
題名はユーザー名のCosmic dancerを和訳しただけです。そして僕のアイコンも相まってロックが好きな方にはすでにおわかりいただけたと思いますが、この詩の核にあるのはTイギリスのグラムロックバンドT.RexのCosmic dancerという楽曲です。TRexで有名な曲といえば、20世紀少年でも使われている20th century boyやget it onでしょうか。
Cosmic dancerはT.Rexの楽曲という枠を越え、僕が今まで聴いてきたすべての楽曲の中で一番のお気に入りの曲です。聴いたことがない方はぜひ一度お聴きになってください。ロックと言っても激しい曲ではなく、しんみりしっとりとした寝る前に聴きたくなる曲なので…
Spaceball ricochetなどT.Rex、というよりマーク・ボランはわりと宇宙にインスパイアされた曲が多いなという勝手な印象を持ってます。
で・す・が宇宙をよく題材にするグラムロッカーとして忘れては行けないのはデヴィッド・ボウイです。彼の宇宙色満載のアルバムといえばジギー・スターダストが一番に思い浮かびますが、僕の『宇宙の踊り子』はジギー・スターダストの最終曲Rock‘n roll suicideにもかなり影響を受けています。
同曲でジギー(ボウイ)がyou not alone!と叫ぶように歌いますが壮大なコンセプトアルバム(収録曲を通して一つの物語を語る形式をとったアルバム)を味わってきた最後の最後にこれほど人間味が滲み出た曲が来るので何回聴いてもシビレます。この曲は単体で聴かず、ちゃんと一曲目から全部聴いた時にだけ聴くという縛りプレイを密かに断行しています。もちろんそんな決まりはないので気になった方は同曲を単体でお聴きになってください。
ここまで長々と書いてきましたが、何が言いたいかをまとめていくことにしましょう。つまり「宇宙」というのは人間に「孤独」という共通の印象を抱かせるのではないかと僕は思うのです。
前述した2曲もそうですし、SF映画の名作と呼ばれるコンタクトやインターステラーにも「孤独」というテーマがある気がしています。
これらの作品に僕が触れたからか、元々その印象を持っていたのかは不明ですが、皆さんにはふと夜空の星や月を見上げた時、「綺麗」の先にある妙な心の空白はありますか?
【あとがき】
T.Rexのマーク・ボランとデヴィッド・ボウイは仲が良くなかったそう。というより虚栄心の強いマーク・ボランが同時期にロンドンに出てきたデヴィッド・ボウイを必要以上に敵視してたらしいです。29歳の時に二人は和解しましたが、30歳の誕生日の2週間前にマーク・ボランは交通事故で亡くなります。
当時、仲の悪い時期もあった二人の死後に彼らの曲に触発されて詩を書く人間がいるのですから作品・表現物というものはつくづく不思議かつ尊いものです。
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