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【2022年9月】福井県立大学創造農学科様の東京研修を実施しました!

大晦日ですね~。

今年はすっかりnote更新が滞ってしまいました。
(それだけ充実していたと思いたい)

先日、怒涛の9~11月を終えて気が緩んだのか、初めてコロナに感染!ようやく回復したものの、今も本調子が戻らず、もどかしい日々を送っております。

さて。

年が変わってしまう前に、2022年で最も心に残った取り組みについて、記録しておきたいと思います。

2022年9月。

福井県立大学2020年新設学科、創造農学科3年生の東京研修の企画をお任せいただきました!

研修初日、東京駅に集合した学生たち♪

入学早々コロナ禍になり、半年間も通学できなかった学生たちに、ぜひ価値ある体験を…と、大学の事務局長様より企画のご依頼をいただきました。

大学3年生といえば20-21歳!

あの頃は、何を見ても世界が新鮮で、出逢った人や訪れた場所に、いちいち刺激を受けたものだなぁ…。

大学3年生、1ヶ月間アメリカナダを放浪した。

あの頃の感性はその瞬間だけの光であり、時を経た今では、たとえ同じ景色や出来事に触れても、当時と同じ感覚は二度と得られないものだと感じています(寂)

そんな「旬」の世代の彼・彼女たちがせっかく東京に来るなら、とにかく何かハートに突っ刺さるような、トンデモ体験をしてもらわなきゃ〜♡

…ということで♪

生産者様や企業様、飲食店様に多大なるご協力をいただき、3日間の特別研修が実現しました!

■ 研修1日目:スカイマティクス様訪問

初日は株式会社スカイマティクス様を訪問し、セールスディレクターの伊達様による、スマート農業に関する特別講義をいただきました!

スマート農業に関して企業側の視点を知るのは初めて。

最初は緊張していた学生たちも、徐々に疑問やワクワクが湧いてきて、鋭い質問がたくさん飛び交いました。

なんと最後にはサプライズで、スカイマティクス社のプロダクトにもご対面で大興奮!

今回の研修について、スカイマティクス様のnoteでもご紹介をいただきました!

■ ウェルカムディナー
(築地もったいないプロジェクト魚治)

駆けつけてくれた代表の内山さんと。

【 研修参加メンバーの感想を一部ご紹介 】

料理の美味しさだけでなく、内山さんや店員さんの気さくなお人柄もあり、魚治というお店が大好きになりました!また東京に来た時は来店したいと思います!(河端一輝さん)

珍しいお魚ばかりで、初めて食べるものもありましたが、とても美味しかったです。規格外のお魚を使用するという新たな形の飲食店で、福井ではあまり聞かないようなお店なので、その発想に驚きました(酒井瑞妃さん)

飲食店は食事を提供するだけでなく、サービスとしての人も提供しているということに共感しました。生産者の方に感謝することは当たり前のようで忘れがちになるので、普段から感謝の気持ちを持っていきたいと改めて思いました。また、食事を通してお客様に幸せな時間を過ごしてもらいたいという思いが今回の会食だけでも伝わってきて、その飲食業に携わる全ての人が共通してその理念を持っているのは素敵なことだと感じました。(貢菜摘さん)

研修のアドバイスでも、前例が無いからという圧力に負けて弱腰になるんじゃなくて大きく動くことが出来るという前向きの考えがとても参考になりました。自分もその考え方を持って明日、明後日の活動で大きく動けるようになりたいです。(松田成永さん)

とっっても美味しかったです!特に私はチコ鯛がお気に入りでした。家族に自慢用の写真を送ったら豪華!といいねスタンプがきて幸せをおすそわけした気がしました。ここにこなきゃ絶対に出会えなかった好みな魚と沢山出会えることができて、とても貴重でしたし幸せな時間を過ごすことができました!(山川日向さん)

魚治の皆さん、ありがとう♡

■ 研修2日目:豊洲市場視察

ここから先はプロの領域…!

2日目の朝は、株式会社MUGENの料理メンバーとともに、豊洲仕入れに参加させてもらいました。

東京の流通において、豊洲市場が担う役割。そして、現場で活躍する人々のリアルな顔ぶれと活気!

ボタンひとつで食材の発注が可能な時代に、料理人が市場まで、あえて足を運ぶのはなぜなのか…?

学生のみんなにとって、教科書からは知り得ない、かけがえのない経験と気づきになったはずです。

青果市場にて。
台風の影響でこの日は魚が少ない!

■ 6次産業化講義(仲野理論)

午後は(株)食農夢創 代表取締役の仲野さんに、『6次産業化講義(仲野理論)』をお願いしました。

学生たちも脳にたくさん汗をかいた模様。

先日の「スマート農業」の定義もそうでしたが、「6次産業化」とは、いったい何を指すのか、どのように実現し、その先にどんな未来があるのか、具体的に描くことができる価値ある機会になりました。

みんな真剣にブレスト中。


■ 研修3日目:県大食堂@なかめのてっぺん丸の内

東京研修2022、ついに最終日!

創造農学科で開発された新品種米『ふくむすめ』の新米と、生物資源学部が研究する養殖魚『ふくいサーモン』を使った特別ランチを提供しました。

海で養殖されたニジマス「ふくいサーモン」

学生7名は前日から心を込めてメニューを描き、
揃いの法被を身にまとってホールに立ちました。

メニューを描くのも初めての経験!

当日は、約50名のお客様で一斉スタート!

「ふくいサーモンのフライが美味しい!」
「いつも食べているお米よりもモチモチ!」

…などなど、お客様から生の声が聞けるのは、やっぱり飲食店の現場ならではの魅力です。

見て、この笑顔♪

「お客様との交流が本当に楽しかった!」と語る、学生たちのキラキラした笑顔が印象的でした。

子育て世帯もたくさん来てくれました♪

「ふくむすめ」の作付をしてくれた美浜町農家『うまの商店』さん、ふくいサーモンをお送りいただいた福井漁連さん、一緒に盛り上げてくれた丸の内店の最高の仲間たち、そして、このような素敵なご縁を繋いでくださった福井県立大学様、本当にありがとうございました。

私ひとりでは何の能力もスキルもありませんが、今回ご協力いただいたすべての皆さんのおかげで、素敵な3日間のコーディネートが実現しました。

大粒モチモチが特徴の「ふくむすめ」

そして、研修に参加してくれた7名の学生の皆さん。
3日間、本当にお疲れさまでした!
今後の皆さんのご活躍を、心から応援しています♡

イベント当日、店舗での朝礼の様子。

そうそう♪

ぜひお子様のご進学先の候補に、福井県立大学を。

■福井県立大学
https://www.fpu.ac.jp

社会人の学び直しにもぜひ♪

未来を担う若者たちと関われる仕事は、
やっぱり楽しいなぁ〜♡

こんにちは♪見つけてくれて、ありがとうございます♡あなたに頂いたサポートは、想像もつかないエキセントリックな未来をお見せすることでお返しできるよう、新たなチャレンジに使わせていただきます!