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で、お前はどうしたいの?


新卒時代、上司に相談したとき、
いつも聞かれる一言がキライだった。

「お前はどう思う?」

※リクルート風にいうと、

「お前はどうしたい?」


「わかんねぇから貴様に聞いとるんや。」

「いいから正解はよ!」

「これ片付けて、次の仕事に行きたいねん!」

「じゃないと、また終電まで仕事やがな…」


アラミホ、心の叫び。


もう、自分のキャパが小さ過ぎて、
ひたすら目の前のことにあっぷあっぷで、
余裕なんて、1ミリもなかったんです。。。

新卒時代の青〜い私。


ときを経た今、この「自分の頭で考えること」の重要性が、ようやく解るようになりました。

山内さん、超絶ありがとうございます。
※当時の上司


解決すべき問題にぶつかったとき、
何かしらの判断が迫られたとき、
「答えクレクレ」しか能がない人材なら、
もはや誰でも替えがきく。

それこそ、優秀なロボットのほうが、
会社にとっては断然コスパがいいわ。

過去の数十年間は、それでもまぁ、
やり過ごせちゃう時代だったんだろう。

そもそも論でいえば、
「前ならえ」の教育に問題があると思うし。

それでも、Life goes on...

教育のせいにしたって仕方がない。
私たちは今もこれからも、
生きていかなきゃいけないんだから。

昨日までの「正解」が、あっと言う間に
「不正解」になっちゃうこの時代。

目の前に現れるのは、
「答え」のない課題ばかりだ。


で、お前はどう思う?(どうしたい?)


そんなときに問われるのは、
自分の美学や理念(何のために仕事をしているのか、何を大切に生きているのか)とか、
関わるすべての人の利害だとか。

頭に汗かいて、
考えなきゃならないことはたくさんある。

日頃から、
いろんな情報にアンテナ張っとく必要もある。

仕事でも、プライベートでも、自分の「目的」を明確にしておく作業(自分と向き合うこと)が、避けられない時代になっている。

なにが「正解」なのかは、
その人が何を求めるかによって変わるから。


だけど、結構な大人たちが、
変わらず答えを欲しがる。

「いい」銘柄なんてないし、
「いい」保険なんて存在しない。

たとえば同じ500万円の使いみちでも、
「マイホームを持つことが最優先なのか」
「お金を増やすことが最重要なのか」で、
「いい」選択肢は変わるし、
その選択の結果も、まったく違うものになる。

まず最初に、求めるものを明確にすること。

そればっかりは、
いくら他人に聞いてもわかりまてん。

そして、その目的を遂げるために、
自ら調べ、情報を集めること。

大多数が盲目的に信じていることを、
ちゃんと疑ってみること。

そして何より、行動してみること!

その地道な積み重ねだけで、
見える世界は大きく変わっていきます。


自戒を込めて。


関係ないけど、本日最高に笑わせられ大賞。


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