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ゲームUIデザイナーに求められているスキルの棚卸しを個人的にしてみました ― その3 ―

こんにちは、アラです。
ゲームUIデザイナー7年目になりました。
今回はスキル棚卸しシリーズ(?)の3回目となります。よろしくお願いします!

1. 前回までの振り返り

その2、までの記事では
【その1 バナー・ロゴ制作】
【その2 GUIなどグラフィック制作】
について、少しだけ深堀りしていきました。

その1で書いた全スキル棚卸し(主だった制作スキルのみ)は以下でした。

【基礎制作スキル】
・(済!)バナー・ロゴ制作
・(済!)GUIなどグラフィック制作
・(→今回はここ!)画面UIデザイン制作
【応用制作スキル】
・実装データ制作スキル
・UI演出制作スキル
【リーダーポジション制作スキル】
・ルール全般制作スキル

今回の記事では【基礎制作スキル 画面UIデザイン制作】について少しだけ深堀りしていこうと思います。改めてですが、個人的な考えなので偏りがあると思います。それでも何かヒントになれば幸いです。

2. 画面UIデザイン制作スキルの棚卸し

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あらゆるプラットフォームのゲームで必要となる制作スキルかと思います。必要なスキルを3つに分割してみました。

①ルール読解力
・リーダーが作成したUIトンマナ・UIルールを正しく読み解くスキル
②レイアウトスキル
・画面仕様を理解するスキル
・UIトンマナ・UIルールを守りつつ、創造性をもってレイアウトするスキル
③動的なデザインスキル
・レイアウトした画面に対する動的なデザインができるスキル
├ その画面に遷移した時の動的なデザイン
├ その画面にいる時の動的なデザイン
├ その画面から遷移する時の動的なデザイン

と、ほんとうにざっくりすぎるほどざっくり分割してみました。もっともっと深堀り・棚卸ししていきたいところですが、ちょっと絞ります。
この3つの中でも自分が特に関心があり、忘れてはならないなと感じるのが③です。そう感じるのは以下の2つの点からです。

1. マイクロインタラクションとしての重要性
├ プレイヤーの入力に対して、適切な量フィードバックを返すため

2. ゲームとしての重要性
├ UIトンマナで定めた、ゲームのアイデンティティを伝えるため
├ (より楽しく、より悲しく、より美しく…などなど)

1. はゲーム以外のアプリケーションでも重要になってくると思いますが、2.はよりゲームだからこその理由で、そこがゲームUIデザイナーのたくさんある面白みの1つだと思います。

3. 基礎制作スキル棚卸しのおわりに…

さて、かなり駆け足しではありましたが個人的に基礎制作スキルの棚卸しをしてみました。

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また、他の基礎スキル(1. バナー・ロゴ制作スキル / 2.GUIなどグラフィック制作スキル)によって培った力で以て、画面UIデザイン制作に取り組めるように思っています。

それでは、また!

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