それは、
テツガク?
から始まりました。
――僕ってだあれ?
――どこから来たの?
――なんで来たの?
ヒマなガキだったんです。
まあたいていのガキはヒマだろうけど。
マンガ読んだり、サッカーやったりじゃ時間を埋め尽くせず、
空見て、ぼんやりして、不毛なテツガクにふけっていました。不健全なガキでした。
――この僕の「僕」と、友達の「僕」は、なんで違う僕なのか?
だなんて考えながら過ごしていると、
あるとき閃きました。
場所が違うんだな。
そっか、違いはつまり「位置」なんだ。
存在にはみな固有の「番地」がある。
「番地」と「番地」の関係性とは、すなわち相対的な「角度」だ。
角度が「配置」を生み出し、
配置は「模様」となって世界を彩るんだ。
長じて恋など経験し、
必然的にヘッセの著作と出会い、
詩が模様であることにハッとしました。
それから、ユングの著書に出会いました。ソフィアブックス(だったか?)の『マンガでわかるユング入門』から分厚い専門書に至るまでを夢中でかじり尽くしました。
――象徴!
無意識下の象徴を発掘することで僕らは、僕らの立ち位置を特定できるんじゃなかろうか?
錬金術や占星術のいかがわしさに可能性を感じ始めました。
――さて。
先日からこちらに、
勝手に『あひろ場』なる広場を設けちゃいまして、
被験者?さまのホロスコープを読ませていただいちゃっています。
出生年月日時。
生きとし生ける者はみな、1つずつ、この固有の番地を持っているのですね。
その数字は、生まれた瞬間に、頭上で、星ぼしが形成していた角度、配置を表しています。
各々の角度や配置にどのような意味があるのか?
――占者次第で変わるかもしれませんね。
でも占者は、その占者固有の一律の占い方で模様を解釈しているはずです。
少なくとも、あひろちゃんはそうです。
ある種の基準が、レーザー光線みたいに、いわば公平に、たくさんの模様たちに照射されてゆくわけです。
そこから立ち上がってくるものは、詩のようでもあり、物語のようでもあり、旋律のようでもあります。
模様との間にラポールが架かり、
「通常の意味では科学的でない」偶発性に導かれて、
占う者も、占われた者も、純粋な番地が描き出す固有の模様を共時的に凝視することになります。
量子力学じゃないけど、あひろちゃんの眼差しこそが模様にエネルギーを与え、また模様から僕も、一期一会のエネルギーを受け取れているような気がいたします。
気がするだけですから、すべて妄想かもしれませんが。
ともあれ、番地が描き出す模様が、番地により、あまりに異なっていることに驚きを覚えます。
――この僕の「僕」と、友達の「僕」が、どうして違う僕なのか?
模様を見詰めながら、クエスチョンに対する答えを噛み締めています。
占わせてくださり、ありがとうございます!!!
*
2人目の被験者(!)さん、Aさんの占い結果を以下に、許諾を得られましたので掲載いたします!
Aさん、ご協力をありがとうございました!
あひろ場にご参加ご希望の方は、
1、生年月日
2、出生時間
3、出生地
の3つのデータをコメント欄に書き込んでご用命ください。出生時間はだいたいでも大丈夫です。出生地のデータはなくても問題ありません。
個人情報を晒したくない方は「クリエイターへのお問い合わせ」ボタン経由でも構いません。で、今回みたいな形で記事にしてよいか、よくないかも教えてくださいね。記事にされたくない方には、結果を、「お問い合わせ」にあったメアド宛てに送信させていただきます!
お代はいただいていませんが、結果に満足していただけましたら、サポートしていただけますと嬉しいです!
お気軽に、ってかテキトーにウェルカムです!
読んでくださりありがとうございました!
*2024/4/17追記
新規募集のお知らせは、【あひろ場∞】の記事のいちばん下にあります!
▼あひろ場