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承認欲求の奴隷にならずにSNSと付き合っていく

僕はFacebook、Twitter、Instagram、そしてこのnoteのような情報発信をするサービスを人並み程度に使っているのですが、そこで情報発信をする上で心がけていること、「承認欲求の奴隷にならないようにする」ということを書いていきたいと思います。

様々なSNSは承認欲求をくすぐってくる

Twitterで投稿をすると、だれかが「いいね」をしてくれたり、「リツイート」をしてくれたりします。noteだと閲覧数が見れたり、「スキ」を押してくれたりしてくれます。そしてどのSNSでもフォロワーの数が見れます。

投稿に対してリアクションがついたりフォロワーがついたりすると、自分のことが認めれた、承認されたという、承認欲求が満たされて嬉しくなります。

そして、もっとその承認欲求が満たすために再度投稿したくなってきます。

各種サービスはユーザーの承認欲求をくすぐることで利用頻度や投稿数を増やそうとしています。

承認欲求の奴隷とは、本来の目的を忘れ承認されることを目的に行動してしまうこと

SNSが承認欲求をくすぐってくるのはある種当然の話ですし、そもそも承認欲求自体も人間に備わった本能に近い部分があるのでそれにある程度従って生きるのはそこまで悪いわけではありません。

しかし、その承認欲求を満たすことを目的にして、本来の目的を見失って行動をするのは僕にとっては良くないことだと考えています。

僕がSNSをやる理由はインフルエンサーになることではなく(なれるものならなりたいが)、自分の頭の中にあるモヤモヤを言語化することで気づきを得ることであったり、自分の考えや学んだことをアウトプットすることでフィードバックを得ることであったり、自分を知ってもらうことで仕事をやりやすくしたり転職をしやすくしたりするなど様々な理由があります。

発信場所や内容によって動機は変わる事が多いですが、SNSをやっていると「これをやるとイイねがもらえそう」とか「これをやるとフォロワーが増えそう」という考えが頭をよぎってしまいます。

SNS以外でも、ソフトウェアエンジニアの仲間うちで勉強会を行い登壇することがよくあるのですが、仕事で様々な意思決定を行うときに「こっちの方が登壇内容のネタとしてウケが良さそう」という考えがよぎるときがあります。

しかし誰かに褒めてもらえるとか誰かにスゴイと思われるとかは本質的には重要ではなく、大事なのは目の前の課題を解決することであったり、自分が学びを得ることであったり、誰かに伝えたいことを正しく伝えることです。

僕は、その本来の目的を忘れて、承認欲求を満たすために行動してしまうことを、「承認欲求の奴隷になる」と表現し、自分がそうならないように気をつけています。

やりたいことを、ホントにやるために

承認欲求の奴隷になってしまうと、自分のほんとにやりたいことではなく、世間が求めること、フォロワーが求めることを無意識にやることになります。

つまりそれは、自分のやりたいことを、やるべきことを、重要視しなくなるということです。

そうならないために、自分の人生のハンドルをちゃんと自分の目的のために握れるように、今日も「イイね」の欲求と戦いながらSNSと上手に付き合っていきましょう。

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