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ショーペンハウアーから学んだこと

先日Kindle Unlimitedの無料体験に加入したので、さっそく予てより気になっていたショーペンハウアーの著書『幸福について』『読書について』の2冊を読んだ。 本当に圧倒された。いつも曖昧に感じていた疑念について全て書かれていたような気がした。 この2冊はKindle Unlimited特典で読めるので是非おすすめしたい。 ということで、以下は僕が特に感銘を受けた『幸福について』の感想となる。 ショーペンハウアーは『幸福について』の「第一章 根本規定」でアリストテレ

    • 多様性とは

      多様性という言葉がある。僕も学校で聞かされたことがある。 中学校の歴史教師によればそれは「これからくる言葉」で、以降は実際に広告などで毎日のように聞く言葉になったと思う。 アルバイトアプリの広告で粗品さんが「多様性の時代」と言うのが象徴するように、「多様性」は肯定的な意味で使われているらしい。 しかし、本当にそうだろうか? 僕が訝しいと思うのは、その使われ方だ。つまり「多様性」という言葉にも様々な含みがあって、それは肯定的な意味だけではなく、反対に、否定的な意味も持つ

      • 社会というのは、元来、エゴイスティックなものなんだと思う。幼年のそれだ。 「偽の厳粛さ」の悪さは、それを中断し、かつ一切の解決策を提示しない無責任に帰着する。ただ単に苦渋を生むだけだ。 こんな内容をもっと理路整然と書いた本もあるのだろうし、ちゃんと勉強していきたいと思う。

        • 変なことを言えば枚挙にいとまがない。しかし、ある意味でそれらは仮象ながら仮称批判として機能するのではないか。 畢竟、Vtube rなんてのも人間の潜在的な欲望の現れなんだろうと思う。 今まで容易に否定できなかった「偽の厳粛さ」が、瓦解する。時代的な必然性があるのではないかと思う。

        ショーペンハウアーから学んだこと

        • 多様性とは

        • 社会というのは、元来、エゴイスティックなものなんだと思う。幼年のそれだ。 「偽の厳粛さ」の悪さは、それを中断し、かつ一切の解決策を提示しない無責任に帰着する。ただ単に苦渋を生むだけだ。 こんな内容をもっと理路整然と書いた本もあるのだろうし、ちゃんと勉強していきたいと思う。

        • 変なことを言えば枚挙にいとまがない。しかし、ある意味でそれらは仮象ながら仮称批判として機能するのではないか。 畢竟、Vtube rなんてのも人間の潜在的な欲望の現れなんだろうと思う。 今まで容易に否定できなかった「偽の厳粛さ」が、瓦解する。時代的な必然性があるのではないかと思う。

          幼年時代、パソコンでゲームの攻略サイトを見て、広告欄の美少女キャラクターに少し興奮を覚えたわけだが、これと似た現象が今は世界規模でヴァーチャルに展開していると思うと凄い。 当時を思い出してもやはりあれは一方的なイメージの投影、偶像崇拝に近い感情なのではないかと訝しく感じる。

          幼年時代、パソコンでゲームの攻略サイトを見て、広告欄の美少女キャラクターに少し興奮を覚えたわけだが、これと似た現象が今は世界規模でヴァーチャルに展開していると思うと凄い。 当時を思い出してもやはりあれは一方的なイメージの投影、偶像崇拝に近い感情なのではないかと訝しく感じる。

          僕はyahoo知恵袋をかなり愛用している。そのことを悪友に話すと、「自分で調べろと言われる本末転倒なサービスだ」というような感じで腐されたので、密かに反駁したい。 例えば、数学法則の質問をしたとして、厳密な証明を示してくれる人はいないだろう。数学書を読めば良い。そういうことだ。

          僕はyahoo知恵袋をかなり愛用している。そのことを悪友に話すと、「自分で調べろと言われる本末転倒なサービスだ」というような感じで腐されたので、密かに反駁したい。 例えば、数学法則の質問をしたとして、厳密な証明を示してくれる人はいないだろう。数学書を読めば良い。そういうことだ。

          然るべき場所に行くと然るべき人と会うという、ごく当たり前なことをつぶやいてみた。

          然るべき場所に行くと然るべき人と会うという、ごく当たり前なことをつぶやいてみた。