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人生の主役は君だ

 みんなそれぞれ喜んだり怒ったり哀しんだり楽しんだりしながら生きている今日この頃。「この先どんな人生が待っているんだろう?」と、ドキドキワクワクだよね♪

 ん? ドキドキもワクワクもしない?
 まあ俺もしないけどさ(笑)
 ところで、のっけからなんだけど、自分の人生生きてる?
「あたりまえだろ。」って、いやいや自分が主役としての人生だよ。

「はぁ?」

 いやね、なんとなくさ、敷かれたレールの上走ってるような気がしてたり、台本渡されて、「あんたはこの役ね。」なんて感じになってない?
 嫌な仕事を「やらされ」て「やりたくない」事を嫌々やって、なぜかそれほど好きでもない相手や友達とくっついちゃって、相手の愚痴こぼしたりしてないかなあ。
 なんとなく乗りたくない列車に乗せられて、どこ行くのかもわからないのにそのまま揺られてたりしてない? ま、それはそれで楽だし。

 ちょっと次の駅で降りてみようか。
 え? どこだかわからないから不安だって?
 いいからいいから、ここで降りよう。

 後ろ見てみな。
 あら? 列車も線路も無くなっちゃった。
 あれ? さっき持ってた台本どこやった?
 あらら、それも無いや。
 さて、どうすっか? どうする?
 しょうがない。歩こうか。
 え? 歩くのはかったるい? 列車に乗っていた方が楽?
 ふざけんなお前、その足は何の為に付いてるんだよ?
 自分の足で歩けほら。

 ほら、遠いけどあそこに家がある。
 誰かが表でなにかしているよ。
 あそこまで行って話をしてみよう。
 そうしたら何かわかるかもしれない。
 え? こわい?  ばか、話してみなきゃ、ここがどこだか自分が何者で何やってるのかもわからないだろよ? ビビってんじゃね~よ。
 台本?
 あんなものは最初から無かったんだよ。
 そりゃそうだろ? 未来なんて誰にもわからないんだから。
 もし台本が必要なら、それは自分で書きなよ。
 それにどうせ書くなら、自分が主役の台本書けよ。
 自分が主役の自分の人生生きてるんだから。
 なあに、過不足無く食えて、お互いに優しく関われる相手がいて、ちょっとした楽しみがあって、死ぬまで生きられればいいじゃないか。
 映画やドラマにしたら面白くないかもしれないけど、幕が下りる時に、自分が幸せだった主役の人生を生きたなら、それが一番だよな。

 さあ、生きな。


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