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最後の1枚、アナタ使いましたね?

「最後に使った人が補充すること」というルールは、たぶんどこのご家庭でも存在しているはず。補充するものは、お茶だったり、ティッシュだったり、トイレットペーパーだったり。

一人暮らしだったら、使うのも足すのも自分しかいないから問題ないし、子供が小さかったら大人がするからそこまで問題にならないと思うんだけど、構成員が大きくなるともめる(?)ことが増える件について。


「お茶を容器の底2ミリくらい残して冷蔵庫に戻して怒られる」

そんな経験をした人は多いはず。
「最後まで飲んでないし。ちょっと残ってるやん」ていうのが定番中の定番の言い訳だと思う。むしろ、他の言い訳って聞いたことがないかもしれない。

ちなみに我が家の子は、牛乳パックに1ミリほど牛乳を残して冷蔵庫に戻していた。一度ではなく、何回も…
戻す意味ってばよ…


さて話を戻して、我が家で一番問題が起こりやすいのは

リビングの箱ティッシュ

である。160組の箱だと交換頻度が高すぎて面倒なので、200組を置いてあるんだけど、それでもしょっちゅう交換しなくてはならない。

そんな箱ティッシュはティッシュケースに入れて、縦につるされている。

箱ティッシュを縦に設置してあると、残り五枚くらいになったとき、引力に引っ張られて残ったティッシュが全部床に落ちるって知ってた?まさか我が家だけの現象?見えない手が…


というのは置いといて。

最後ドバっと出てしまったティッシュを箱に無理やり戻すチームと、出た分はテーブルに乗せて置くチームと、見なかった振りをするチームに分かれる我が家だが、どのチームも新しいティッシュに交換することはしない。

ずっとその状況を見て、しぶしぶ交換していたワタシだが、ある日を境に交換するのが面倒ゲージMAXを突破してしまったので、交換するのをやめてみた。

ただ交換するのをやめるだけだと、いつまでたってもからの箱が置きっぱなしにされ、他の場所のティッシュを使われることが分かっていたので、ちょっとした作戦を実行することにした。


それは「現行犯」として犯人をとっちめること


そのためにワナを仕掛けるんだけど、最後ドバっと落ちてしまったティッシュのうち、1枚だけをそっと箱に戻しておくのだ。

戻すときも、さも「まだ残りがありますよ~」といった風を装った形に整えて刺し込むのがポイントだ。箱から出ている部分が40%くらいになるようにするといい感じに挿すことが出来ると思う。細かい調整は、何回かやってみればすぐに出来るようになるはず。

そして、ワナを仕掛けた後はティッシュの箱が見えるところにスタンバイ!そしてラスト1枚を抜き取った瞬間に

「それ最後やろ?ティッシュ交換してや」

と、間髪入れずツッコめば完璧だ!もう犯人はティッシュを新しいものに交換せざるを得ないのである。なんという完ぺきな方法☆

この方法を取り始めてから、現行犯だと逃げられない我が家の構成員達(真面目)は、現行犯で見つかったときはティッシュを交換してくれるようになった。ちょっとだけ楽になって幸せだ。


そんな攻防を繰り返すリビングのティッシュだが、最後の1枚をワタシがうっかり使ってしまった時、他の場所からティッシュを1枚だけ抜き取ってきてそっと挿しこんでいるのは秘密である。


(´ー`) 今まで換えてきた分で相殺…ね…


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