そのタンパク質はノーセンキュー
家の包丁がなかなかの切れ味になってきたので、包丁を研ぐことにした。
買ったばかりの頃は、いつも通りに
「タンタンタンタン…」
という小気味よい包丁の音を鼻歌と共に響かせながら切っているつもりなのに、切れすぎるがゆえに刃先がまな板に毎度毎度刺さり
「タンッ(サクッ) … タンッ(サクッ) …」
と、リズムもへったくれもない残念なお料理効果音を発していた我が家のアイツ。まるで「料理なんてもんはオレが作るもんじゃないんだよ!」とでも言いたげに、尖りに尖ったアイツだったのに