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インドの漫画の話

他のSNSで、インドでの実体験漫画にしている人がいて、ピンときた話。
本当に通りすがりでその漫画に出会えた為、タイトルも書いた人もわからないし、もう辿り着けないかもしれないので、メモ。


インドの漫画の話

その漫画を簡単にまとめると、
①描き手のAさんはインドに旅行中にいろんなトラブルに巻き込まれる。
②いろいろあったけど、観光を続けたいと思い、ホテルで頼んでトゥクトゥクの自転車バージョン(乗り物の名前すら忘れた)を手配してもらう。
③運転手の男性は、どんなに遠く過酷な道のりも黙って自転車を漕ぎ続け、いつも送迎の待ち合わせ場所で待っていてくれていた。
寡黙だけど仕事熱心で、知らない場所で何かあっても、いつもちゃんと決まった場所で待っていてくれる彼に安心感を持つようになる。
Aさんは少し彼と話をして、彼には家族がいることがわかる。また彼の食事は1日1食の貧しいものだった。
④Aさんは彼に感謝の念を込めて、最終日に相場よりもかなり多くのお金を渡す。

それから…

ここでも寡黙な彼はいつものように無表情でお金を受け取る。
彼の生活が苦しいことを知るAさんは「あれ?もっと感謝とかされないのかな?」と思ってしまった自分が恥ずかしくなり、一礼してその場を立ち去る。
不意に彼を振り返ると、そのお金を天に向けて何度も祈るような動作を繰り返していた。

Aさんは自分のお金を彼に渡して、感謝されると思っていたけど、
自分のものを彼に渡してあげたと思っていたけど、
そうではなかった。
お金は天下の回りもので、巡り巡ってたまたま自分のところに来たものを彼に渡しただけで、自分の所有物ではなかったと気づく。
彼はその事を理解してるから天に感謝をして、祈りの動作をしていたのだと思う。
その姿はとても綺麗で、インドで1番いいものを見せてもらった。

というような感じだったと思う。
解釈がちょっと違うかもしれないし、原作読んだ方がよく伝わると思う💧

冒頭で書いたようにマジで通りすがりに偶然、これも巡り巡って出会えた話なので、その話知ってるぜ!って人いたら教えて欲しいくらい…

1人で生きてきた?

他のお家も何かしら問題を抱えていることが多いと思うけど、私の家庭もいろいろややこしいところがある。
その中の一つ、実は…
親族の1人が多分反社的な人と繋がりがある。(もちろん私も会ってないし、ほぼ絶縁状態なので詳しくは知らない)
ソイツがまだ堕ちる前に、父親がソイツに大激怒したことがある。

私たち一家は何も悪いことをしていないのに、朝から父親の怒号が響いた。

なぜうちの父親が他人の家族のことで出なくてはいけないのか?
なぜうちで説教なのか?
これも本家本筋長男の努めというやつなのか?

元々争いの絶えない家庭で、こういう争いがめちゃくちゃ嫌だったのに、今日も今日とて喧嘩の騒音の被害者。
めちゃくちゃ迷惑だったので覚えている。

声も丸聞こえで、ソイツが「今まで1人で生きてきた」的なことを言って、父親が「じゃあそのお前の着てるものはなんだ?自分で作った服か?食べ物は?自分で育てた家畜を自分で解体して食べてるのか?」とか言ってた。いや、怒鳴り散らしていた。

当時の私は「1人で生きてきたとは言わんけど、服や食べ物の対価として金払ってるのに、それを手助けしてもらってると言えるのかね?」くらいに思ってた。

子ども時代の話

私がそんなに捻くれたことを考えてたのは、幼少期から割と自立させられていたからだと思う。

宿題は親に見てもらえたことがなかった。
というか、母は学がなく、教えられなかった。
それを父もバカにしていて、私が何か聞いても「そんなこともわからないようでは、そもそも会話が成り立たないから無理。母の遺伝子をついで残念だったね笑」と。
父は頭が良かった。
厳しい父には常に結果を求められた。父は所謂パワハラ系。
仕事で家にいないことが多く、何かを相談する時間が殆どない。

母は専業主婦。
食事は与えてくれるけど、だいたい出来合いのものが多い。
何かを相談しても聞いてはくれるけど、ピントハズレな回答がくるし、精神的にケアはしてもらえたことがなかった。
悩みを話しても「ふーん」って感じ。

母は専業主婦なのに、よく1人でおばあちゃんや友人家に預けられていていた。
私はそれが嫌で、物事ついた時(4歳)からずっと1人でテレビを見て留守番をしていた。
体調を崩すと「遊びに行けなくなった」と怒られた。
家は常にゴミ屋敷。
母は家で何をしていたのだろうと今になってよく思う。
絶対に本人確認はしないけど、浮気してた可能性もなきにしもあらず笑

そんなだったから、だいたい悩みや勉強、その他のことは1人で解決するしか方法がなく、物質的な援助はしてもらえてたけど、1人で生きてきた感はあった。
(親の名誉の為に言うと、物質的な援助は何不自由なくさせてもらえた。
なので、習い事は週6でやってました。逆に辞めさせてもらえなくて困るくらい笑
父は時間があればめちゃくちゃ話を聞いてくれます。
母は相変わらずトンチンカンだけど、愛情はあります。
愛情の掛け方は人それぞれかと思います。)

反社的な身内を庇うつもりは一切ないし、完全に1人で生きてきたつもりもないけど、何となく言っていることは理解できるところがあった。

その何十年も前のモヤっとした気持ちに、自分なりの回答が見つかった感じがした。
しかもたまたま見つけた遠い外国の体験談の漫画で。
意外性のあるところからこういう気づきを得られるなっておもしろいなと思う。

お金を稼ぐ裏にあったもの

頑張って労働して得た私のお金を、対価で払ってるんだから…と思ってた私。
確かにそれは間違ってない。
ただ、頑張って労働できたのは、食べて寝て、帰って休む場所があったから。
仕事が辛いと思った時に愚痴を言い合える仲間がいたのもあると思う。
1人で頑張って労働できているわけではない。
いろんな支えがあって、私は労働ができていた。
たまたま生まれたこの国の環境で。

私たちは、たくさんの縁や繋がりをお金を介して持っていて、またそれを巡回させているだけで、私1人のものなど一切なかったんだなと、本当にしっくりきた。今更だけど。

考え方を変えるいい機会になったと思う。


あと1時間以内にnoteを完成させないと、月連続投稿記録が絶たれる為、急いで更新💦笑
すごくいい話だなぁと思って書いたけど、ちょっと文章おかしいとこあるかも🙏💧


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