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オートオークション会場レポ(前編)

こんにちは、狩俣です。第3弾のテーマは「オートオークション会場」!荒井商事が経営する中古車ビジネスについて、前後編の2回に分けて紹介します!商社×オークションとは少々意外に思うかもしれませんが、当社では主要事業の一つとして中古車オークション事業を手掛けており、「ARAI AUTO AUCTION GROUP/アライオートオークショングループ」という名称で展開しています。全国に6つの会場があり(2021年3月時点)、自社だけでも年間42万台が流通しているほど、その規模は大きいです。
 
今回はその会場の一つ、神奈川県川崎市にあるアライオートオークション会場ベイサイドへと足を運び、会場の見学&現場スタッフへのインタビューをさせて頂きました。記事の前編では会場の紹介、後編ではインタビュー内容を記事にまとめました。それではどうぞ!
 
【狩俣 辰幸(かりまた たつゆき)】
現在就活中、商社業界志望の大学生。現在は荒井商事株式会社にてインターン中。人事部のアシスタントとしてnoteの記事の執筆を担当。

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こちらがベイサイド会場の前から撮った写真です。とても大きい!!建物には大きく「ARAI AUTO AUCTION BAYSIDE」の文字が見えます。入り口付近にはケバブやパンなどの屋台もあり、お客様だけでなく社員さんも買うことができます。

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入ってすぐに見えてくるのがこちらの事務所。写真では見えづらいですが奥には社員用のデスクがずらっと並んでいて、活気にあふれていました。また入り口には消毒液と検温器が設置されており、感染症対策も万全です。

モザイク1

階段を上がった2階は大きなホールになっています。中古車のオークションが行われるのがこのホールです!写真奥のモニター2つには出品された車と、スタート価格が表示されます。レーンはA~Dの全部で4つあり、ほぼ同時に競りが進んでいきます。参加者が入札していき最終的に落札者が決まると、すぐに次の車へと移っていく流れです。

モザイク3

ホールの隣の部屋にはモニターが設置されていて、セリ状況をリアルタイムで確認することができます。この日は2000台以上が出品されていました。10時から開始されて3時間ほど経った時点で既に半分以上が売れており、スピーディーな印象を受けました。
またこの部屋には「調整室」というものもあります。撮影不可とのことで写真はありませんが、私も中に入り見学させていただきました。営業スタッフの方は専用の機械を使い、常にオークションの進行を管理しています。

モザイク2

こちらの画面には出品車両の情報が映し出されています。さまざまな角度からの写真付きで、車種や状態を確認できます。モザイクの部分が出品表で、修復歴や傷、不具合箇所といったマイナスポイント、逆に走行距離が短い、ETC付きなどおすすめポイントも記載されています。

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場所を移動して、建物の1階に降りてみました。ここはバイクを収容しているガレージですね。アライオートオークションベイサイドでは車だけでなく、このように2輪バイクなども扱っており、様々なニーズに対応しています。バイクだけでも、非常に豊富な種類が揃えられていました。

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ここでは検査員の方によって一台ごとに点検が行われています。状態をチェックし、細かい部分まで確認を欠かしません。

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建物の外に出て、道路を渡った所にあるのがこちらの大型駐車場。ものすごい数の車が並んでいます! 出品された車両の多くがこの敷地に停められています。この日の出品台数は2000台ほどでしたが、多い時には3000台を超える日もあるそうです!改めて、オークション事業のスケールの大きさを実感しました…とにかく広すぎて一枚の写真では収まりきらないので、私の撮ったものの中からいくつか紹介します。

モザイク4

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このベイサイド会場では4輪、軽自動車、SUV、バン、外国車など多種多様な車種を取り扱っています。お客様は実際にここで車を見て、状態を確認することができるそうです。落札された車は後日、別の場所へ順番に移動されます。

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壮観な景色ですね。

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建物の中に戻り、食堂にやってきました。この日の昼食に食べたのはパキスタンカレー!オークション会場になぜパキスタン?と思うかもしれません。実はこの会場、外国人のお客様がとても多いんです!施設の中を歩いていてもすれ違う人の半分以上は外国人です。特に中東アラブ系の方が多く、そういった方たちが宗教上食べられないものに配慮したハラルフードを提供しています。

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こちらがパキスタンカレー。ナンとルーの相性も良くとても美味しかったです。辛さは少し強めでした(笑)

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施設の中には、ムスリムの方向けの簡易的なモスクもあります。お客様はここで礼拝をするそうです。

以上、アライオートオークション会場ベイサイドの現場レポートでした!中古車オークション事業という、日常生活の中では触れることのできない現場に身を置き、その雰囲気を体験することができました。次回は第3弾後編【現場スタッフのインタビュー】です。お楽しみに!