【虹の苔寺】京都・東福寺塔頭・光明院(こうみょういん)「吉野窓」で『好色一代男』のモデルを知る
作庭家の重森三玲が東福寺の方丈庭園と同じ時期に作庭、三尊石が3つある珍しい枯山水庭園である「波心庭(波心の庭)」のある、京都・東福寺塔頭(たっちゅう)の光明院(こうみょういん)。
サムネにもありますが「吉野窓」と呼ばれる丸窓があります。
この「吉野窓」、なぜその名前なのかすこしクグってみました。
(光明院の「吉野窓」は部屋の中からみてもかけていなかった気がしましたが…)さらにこちらの引用元のコラムを読んでいくと、吉野太夫を見受けしたのが、あの井原西鶴の『好色一代男』のになったとも言われる京都の豪商・灰屋紹益(はいやじょうえき)だということを知りました。
光明院にはこんな障子の丸窓もあります。こちらの方が「悟りの窓」っぽいですが、人間らしいエピソード満載の「吉野窓」に心奪われた晩秋の1日でした。
こちらの記事もどうぞ>>
悟りの窓、迷いの窓。京都・東山 雲龍院
https://note.com/arai0903/n/n73fe65e653d6
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?