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新宿の和真でメガネを新しくした話。

2年前選んだフレームは「掌(tana-gokoro)」

2017年の話ではあるけれど、メガネを新しく買い換えました。

クリスマスとお正月の間の12月30日、代々木にある友人の美容室で髪を切り、「あ、メガネを新しくしたいな」と思ったというわけです。

新宿まで歩いて行く途中、新しくなった「和真」が目に留まり、ふらふらと店の中に入っていきました。

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前に買ったのはちょうど2年前の同じ場所。選んだフレームは「掌(tana-gokoro)」という福井県鯖江の「金子眼鏡」のブランド。今回は同じ「金子眼鏡」の職人シリーズ恒眸作(こうぼうさく)を選びました。

フレーム選びの後はレンズ選び。たまたま同じ苗字の店員さんに声をかけ、視力を図ってもらうことにしました。

「利き手があるように目にも、利き目があるんです。Aさんの利き目は右目なんですよ。ところがいままでのメガネはその利き目である"右"のほうが視力が出ていなかったので、バランスがとても悪かったと思います。今回はそのバランスを正してみましょう」

そんなアドバイスをいただいた、2017年の年末でした。
(2020年の10月に以下を追記しました)

福井県鯖江市の金子眼鏡

いまや羽田空港第3ターミナル店にもお店のある「金子眼鏡」は、日本を大代表するアイウェアメーカー。

私がその名前を知ったのははるか昔、新宿伊勢丹のB2Fが「BPQC=“Bon/Bonne(いい、良い)”“Prix(適正な価格)”“Qualite(質の良さ)”“Chic(より高感度に)”の頭文字」があった頃。

チタンのフレームの眼鏡を買ったのだが、それが「金子眼鏡」だった。フレームだけ伊勢丹で買い、レンズは近くの和真で揃えたのであった。実はそのときも恒眸作(こうぼうさく)を選んでいました。

実はそのあとまた鯖江の名前を聞いたのは、「セメントプロデュースデザイン」の金谷勉さんにお会いした時。

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写真は東京の墨田区にできた支店のプレオープンの時に、知人の山本ミッシェールさんとお邪魔した時のもの。

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https://www.cementdesign.com/?portfolio=mimikaki

緻密で高い製造技術を応用し、伝統あるメガネの加工技術を駆使、メガネ素材の加工メーカーにて職人の手で1点ずつ作られています。

2013年につくられたこのプロダクトは、いまより鯖江が職人としての認知がとても低かったとき。その技術を使った耳かきをつくるという斬新なアイデアで、GOOD DESIGN AWARDも受賞。

2020年の3月には「カンブリア宮殿」にも出演されて、いまも日本各地を飛び回っていらっしゃいます。

ポストコロナ禍はBPQC

2017年の年末に買った「金子眼鏡」のメガネはいまもかけています。そして10年前に買った同じく「金子眼鏡」のメガネも愛用中です。

丁寧に作られたモノであれば、ひんぱんに買い換える必要がないことがわかります。

「Bon(よい)」「Prix(適正な価格)」そして「Qualite(質の高さ)」Chic(より高感度に)」

良いものを見る目を養うことが、これからの時代大切なのだなと。そしてそれを見つけてくれるバイヤーさん、そう「この人の選ぶものなら確かだ」そう思える人を見つけることが、ポストコロナ禍ではとても重要なのだなと思います。

ちなみにこれ買っちゃいました。

こちらの記事もどうぞ>>

私が美術館に行くようになった理由
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