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原則12「誤りを認める」|人を動かす

さてさて、今回は前回の原則11「誤りを指摘しない」の続きの話です。早速紹介していきます!


自分が誤った場合の対応は?

前回の原則で、「なるほど、相手が誤った場合はそれを指摘するのではなく、相手に気づかせるのがいいんだな。ふむふむ。」となったと思います。

となると次の疑問は、「じゃあ、自分が誤った場合はどうするのがいいの?」ってことですよね。そして、みなさんも私も、正解を既に知っています。そうです、素直に誤りを認めるです。

はい!今回は以上です!ありがとうございました!

...とかいうとカーネギーに夢で叱られそうなのでもう少し掘り下げたいと思います。笑


誰が最初にあなたをやっつけるか?

ただ誤りを認めるだけでなく、ポイントは、相手よりも先に、自分の非を認めることだとカーネギーは言います。

自分に誤りがあるとわかれば、相手の言うことを先に自分で言ってしまうのだ。そうすれば、相手には何も言うことがなくなる。十中八九まで、相手は寛大になり、こちらの誤りを許す態度に出るだろう。

なるほど、確かに自分で先に自分が悪いと言ってしまえば、相手も人間なので「そうだお前が悪い!もっと反省しろ!」と言ってくる人はかなり少ないだろうことは想像に堅くないですね!なんなら、相手は「いやいや、そこまで責めるつもりはないんだけど...」と逆に擁護してくれさえしそうです。笑

この "自分から先に認める" 方法、色んなメリットが考えられますね。例えばこんな感じ。

自分から誤りを認めるメリット
・自分から認めるので、責められるよりも自尊心が傷つけられにくい
・認めることから入るので、議論にかかる時間自体が短くなりやすい
・相手はむしろ擁護してくれるので、相手の自尊心も満たしやすい
・相手が改善案を優しく提案してくれる可能性が高い

他にもまだまだありそうですね。皆さんはどんなメリット(もしくはデメリット)があると思いますか?


"誤り"があった場合の対処法まとめ

さて、前回の原則と今回の原則の紹介で、"誤り" があった場合にどうすればいいのか?を解説できたと思います。

カーネギーはこれを、以下のようにまとめています。

自分が正しい時には、相手を優しく巧妙に説得しようではないか。また、自分が間違っている時 ー よく考えてみると、自分の間違っている場合は驚くほど多いものだ ー そういう時には、すみやかに自分の誤りを快く認めることにしよう。この方法には予期以上の効果がある。そのうえ、苦しい言いわけをするよりも、このほうが、よほど愉快な気持ちになれる。

いかがでしょうか?もちろん、"言うは易く行うは難し" ですが、少しずつでも試していけたらいいですよね。


今回もここまで読んでいただき、ありがとうございました!

「負けるが勝ち」
ー ことわざ ー

原則12:自分の誤りを直ちに快く認める。

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