原則5「笑顔を忘れない」|人を動かす
こんにちは!今回もサクッと紹介していきますね!
赤ちゃんや犬の最大のブキ、笑顔
今回の原則は普段から意識していらっしゃる方、ご自身のチャームポイントである方も多いのではないかなと思います。
犬がかわいがられるゆえん、赤ちゃんが周りの大人からすかれるゆえんは”笑顔”にある、とカーネギーはいいます。
微笑みはこう語るー
「私はあなたが好きです。あなたのおかげで私はとても楽しい。あなたにお目にかかってうれしい」
そして、この笑顔は、たとえその笑顔が相手に直接目に見えていなくても、効果があります。実際に、アメリカ中の電話会社が実施しているモットーが "電話でセールスをする時は、笑顔を忘れるな" だそうです。笑顔は声にのって相手に伝わります。これは私の推測ですが、笑顔になることで顔の筋肉が変化して、声の質が変わる結果、伝わるのでしょうね。
楽しむことが成功の鍵
笑顔で楽しむことは、人に好かれたりの感情面に留まりません。
アメリカ有数のゴム会社の社長の話によれば、仕事が面白くてたまらないくらいでなければ、めったに成功者にはなれないといいます。
彼はこう言う ー
「まるでどんちゃん騒ぎでもしているような具合に仕事を楽しみ、それによって成功した人間を何人か知っているが、そういう人間が真剣に仕事と取っ組み始めると、もうダメだ。だんだん仕事に興味を失い、ついには失敗してしまう」
この話に関して、アメリカ出身の偉大な経営コンサルタント ジェームス・スキナー氏の本でも同じことが書かれていたので紹介しますね。
スキナー氏によると、大成功する人は、職を選ぶ基準として、
①わたしはこの仕事に対してパッションがあるのか
②誰と仕事ができるのか
がまず第一、第二にくると言っていました。
決して年収や福利厚生、会社の安定などの基準では選ばないそうです。
幸福は何によって決まるか
また、この原則のパートでは"幸福を必ず見つける方法"というちょっとうさんくささ漂うものが紹介されています。笑
うさんくさいですが、論理的に正しいんですよね。それがこの本がそこらへんの自己啓発本と一線を画して、名著と呼ばれるゆえんの一つなのかなと思います。
その、"幸福を必ず見つける方法"とは、自分の気の持ち方を工夫すること。
幸不幸は、財産、地位、職業などで決まるものではない。何を幸福と考え、また不幸と考えるか ー その考え方が、幸不幸の分かれ目なのである。
たとえば、同じ場所で同じ仕事をしている人がいるとする。二人は、だいたい同じ財産と地位を持っているにもかかわらず、一方は不幸で他方は幸福だということがよくある。 なぜか? 気の持ち方が違うからだ。
その通りだと思います。
「物事には、本来、善悪はない。
ただ我々の考え方いかんで善と悪が分かれる」
ー シェイクスピア ー
極論、人殺しという行為にも本来善悪はありません。(もちろん、私は悪だと認識しています。)実際、魔女狩りやアパルトヘイトを善としてしまう人たちもいるんですよね。
クリスマスの笑顔
さて、"笑顔"という題材から成功や幸福まで発展しましたが、最後にまた笑顔に戻り、
ニューヨークのあるデパートが、忙しいクリスマス・セールの期間中に出していた素敵な広告を紹介して、しめたいと思います。
今回も読んでくださり、ありがとうございました!
クリスマスの笑顔
元手がいらない。しかも、利益は莫大。
与えても減らず、与えられた人は豊かになる。
一瞬の間、見せれば、その記憶は永久に続く。
どんな金持ちもこれなしでは暮らせない。どんな貧乏人もこれによって豊かになる。
家庭に幸福を、商売に善意をもたらす。友情の合言葉。
疲れた人にとっては休養、失意の人にとっては光明、悲しむ人にとっては太陽、悩める人にとっては自然の解毒剤となる。
買うことも、強要することも、借りることも、盗むこともできない。無償で与えてはじめて値打ちが出る。
クリスマス・セールで疲れ切った店員のうちに、これをお見せしない者がございましたら、恐れ入りますが、お客さまの分をお見せ願いたいと存じます。笑顔を使い切った人間ほど、笑顔を必要とするものはございません。
原則5:笑顔で接する。
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