ミスディレクションリーチ
間隔がものすごく空きました。
ネット麻雀のしすぎでした。
ろくな結果ではありませんでした。
でも楽しかったからいいんです。
ミスディレクション
聞いたことあるかもしれません。手品もそうですし、大人気だったマンガの主人公が得意にしていた技術です。
映画化になったマンガです。
そうです。
黒子のバスケです。
ミスディレクションについては黒子のバスケでしっかり書いてるので見てください。面白いし。おすすめのマンガです。
簡潔にいうと
「影になる、わざと目立たなくする」
これを麻雀に応用しました。
じゃあ、一体どういう場面でそれができるか。状況と心理にも影響しますけど、技術的なところだけ今回は書きます。
相手の親を利用
自分が子のとき、まあまあ手が揃いだし、親の鳴きたい牌、河にキー牌(ドラとか色濃い牌)が捨てられ始めて、この局はあがれる確率をあげたいときに利用します。
方法は何点かありますが、親が切った牌と同じ、または似ている牌を切って、あたかも河見たとき全くテンパイ濃度が高くなさそうにする方法です。
親の後ろに隠れて手を作ってリーチです。
ツモが悪いとできません。
もひとつが、親に「わざと」鳴かせて2巡目以降にリーチです。ドラとか鳴かせるといいですね。
ドラないて、役役と鳴かせた後、注目浴びさせて目を自分からそむけさせます。
必ず2巡目以降です。
ドラ鳴かせた後の即リーチは、注目されまくります。
ドラ切るくらいいい手と思われるからです。
ちなみに、鳴かせるとき自分の手がテンパイなら最高です。
鳴いた親も、ドラや役役と鳴いているので、よっぽどなことがない限り真っ直ぐ勝負してきます。
そこを狙い撃ちするリーチです。
光となった親の鳴きを利用して、影に回った子のリーチです。
相手チームのエースが一瞬の隙をとらえられた様子です。
こういうイメージのリーチです。
他家リーチ後のツモ切りリーチ
もしリーチしなくてもあがれるならあがってしまいますが。
自分の河がテンパイ模様になっていないときに発揮できるミスディレクションリーチです。
他家リーチが入るまでに字牌やヤオチュー牌しか切っていな場合、自分の手は周りから見ると
「まだ遅そうだな」
「ふん、タンヤオか!」
「国士無双はないな」
そんな感じに思われるでしょう。
それがカギです。ミスディレクションリーチのカギです。
ミスディレクションて、手品で使います。錯覚みたいなものです。「何で?」て思ってもらう技術です。
そんなこんなで他家が手を作ってきて、リーチがかかれば、即リーチです。空切りもせずにリーチです。
もちろんリーチかけた他家は、ツモ牌をカン材、当たり牌でない限り河に捨てます。
他の他家も即ずらしで鳴いたり、おりたり何かしらの対策をとります。
なぜなら2件リーチだからです。
しかも、他家は普通の手組でやってくれてると河にヒントが多いかもしれません。
ただ、自分の河がさっきのような手組ならどうですか?
リーチしていない他家からすれば恐怖を感じるでしょう。
ピンフかな?タンヤオかな?メンチンかな?ドラ3枚かな?
とかそのあたりですかね。
そうおもうと、リーチしていない他家は安全策をとらざるをえません。
自分だけのリーチなら、他家だけのリーチなら、その人だけみればいいですが、2件同巡リーチならそうはいきません。
隠れていつか日を見るリーチです。
こんな感じですね。
相手に好きなように手を作ってもらって、注目していただいて。そのすきに勝負するリーチをかけるということです。
他にも場面ありますが、書きすぎると手品でいうところの
「種あかし」
になるので、これまでにしておきます。
このリーチを理解したのは早かったのですが、実際実践できるようになったのは数年かかりまして。
野球の変化球とおなじです。
変化球は投げ方わかれば、キャッチボールのとき投げれるし曲がるけど、実戦ではつかえたもんじゃない。
プロのピッチャーが全球種使わないのがその理由です。
超有名ピッチャー上原浩治さんもそのひとりです。
桑田大投手からカーブ教えてもらったけど、投げれないと。
だからメジャーでも日本でもめったに、いや、もしかしたら全く投げなかった。
それよりも、フォークを磨きに磨いて、ストレートの質も高くして、超すごいボールを投げる。
知識があっても、実戦で使えるように、
体で覚えなければ身につかない
勝ち負けはその日でつきます。技術はその日だけでは厳しいでしょう。
だから勝っても負けても、結果だけではなく。
腐らず焦らず怒らず。鍛錬ですね。
麻雀は不条理だらけの理不尽ゲーム。
それを楽しめるようになればそうです。
君も麻雀ファイターだ!
※家にある単行本から抜粋しました。黒子のバスケありがとうございます。ほんとに面白いマンガなのでお薦めです!
そして、そのおかけではじめて画像投稿できました。
ありがとうございます。
次はマンガじゃない画像あげていきたいです。
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