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2021年に読んだ本まとめ

自分の本棚を人に見せるのって、恥ずかしいですよね。

「あー、部下のマネジメントに悩んでるのね」
「愛される女でいたいのね」

ってバレるじゃないですか。


一方で、他人さまの本棚ってやっぱり気になるんだよなぁ。

仕事がデキる人の本棚って有料でもいいから拝ませてほしいですもんね。

☝️こういう特集めっちゃ好きです。

ひとの本棚がこっそりのぞけるweb本棚アプリ。読書管理アプリは色々試しましたが、ブクログが一番使いやすいと思いました。


2021年は、購入する本は原則電子にしたり、読了したら極力ブクログにレビューを書くなど、読書に私なりに意識高く向き合ってきた一年でした。

どうやら50冊くらいの本を読んだようです。実際はペアドクなどでちょこっと読んだ本はまだ読了登録していないので、60冊以上は読んだと思います。

2022年は100冊読みたいなー!


では、私が2021年に読んだ本を振り返っていきます。そこで学んだことや感想も入れていますので、気になっていた本があればご参考していただけると幸いです。

★     ページも開きたくない!
★★    挫折した・学びがほとんどなかった
★★★   面白かったけど、再読はしなくていいかな
★★★★  再読したい!学びが多かった
★★★★★ だれかにおすすめするほど良かった〜!

思考力鍛える系

2021年は深い思考能力を手に入れるべく、思考力系の本をよく読んだ年でした。

1行書くだけ日記

伊藤洋一 ★★★★

1行日記は1年続けています!でも振り返りができていないのでやらないとな…と思いつつできていません。もう一回読んで実践したい。DayOne(日記アプリ)最高。

具体と抽象

細谷功一 ★★★★★

「抽象化」というものがイマイチわからない人生を送ってきたので、読んでみました。とても分かりやすかったです。もう一回読みます。「具体⇄抽象トレーニング」も買いました。今年は抽象化と具体化を使い分けられるようになります。

問題解決力を高める「推論」の技術

羽田康祐k_bird ★★

これは…挫折しました。実践できる気がしなくて読んでて疲れたのでやめちゃいました。きっと今読むべき本じゃなかったんでしょうね。


大人の読解力を鍛える

齋藤孝 ★★★★★

ヒット曲の歌詞を自分なりに解釈するトレーニングは、すぐに実践できました。「答え合わせ」として、歌詞の解説はネットでいくらでも出てくるのが良いです。いろんな人の解釈や、本人の歌詞に込めた思いと自分の解釈を比べるのが楽しいです。

思考中毒になる!

齋藤孝 ★★★★★

なんかこう、齋藤先生の本はトレーニング方法をたくさん書いてくれるからいいですよね。何個か実践できたら元取った感あるしね。


頭の回転が速い人の話し方

岡田斗司夫 ★★★★★

この本で良かったのは、戦闘思考という言い返し・分析・考察・発想の能力を鍛えるトレーニング方法がふんだんに掲載されていたことです。「小説を2ページごとに1行まとめながら読む」など時間がかかって大変ですが、騙されたと思ってやってみたいです。実際に岡田さんがやってみた時の感想も、戦闘思考力を鍛えるのに役立ったことが伝わってきました。文章が嬉しそうなのよね。


伝える力鍛える系

思考能力と同様、文章・喋り方をもっと良くしたいという想いで読み漁りました。


超・箇条書き

杉野幹人 ★★★★★

この本を読んで私が感じたこと【3つ】
・文章を書くことは得意だったが、実は読みづらい文章を書いていたと思い知った。
・次の瞬間から使えるテクニックが得られる本で、めちゃくちゃよかった!
・箇条書きを活用していけば、メールやプレゼンなど、もっと上手に言いたいことを伝えられるように自身がパワーアップできると確信した。
 
仕事やメール・SNSで「伝える」ことに悩んでいる人は是非読んで欲しいです!


文章術のベストセラー100冊のポイントを1冊にまとめてみた

藤吉豊 ★★★★★

文章ずっとなんとなく感覚で書いてきた私ですが、「は」「が」の正しい使い方などを学ぶことができてよかったです。自分の文章がブラッシュアップできてうれしいです。
学びになった箇所はメモして、たまにチェックしたいと思います。


博報堂スピーチライターが教える 5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本

ひきたよしあき ★★★★★

「5日間で」というのは到底無理ですが、うまく言葉が出ない、語彙力がないと悩んでいる人へのヒントになるメソッドが書かれています。私がそうなのですが、「コツコツ努力して何かを習得したい」職人気質なひとにぴったりです。


瞬時に切り返す会話術

赤羽雄二 ★★★★

この手の本ばっかりよんでいたので、全く印象に残っていなかったのですが、自分のレビューを読むと「ゆっくり話すテクニックは付箋に書いて貼っておきたいくらい有益でした」と書いてありました。

「赤羽先生のパワフルさというか、テキパキ感が伝わってくる文面。ちょっと癖があるかもしれないけど買ってよかったと思いました。もう一度読みたいです」 とも書いてあったので、その言葉を信じてもう一度読んでみようと思います。


CAの私がVIPのお客様に教わった話し方のエッセンス

高橋くるみ ★★★★★

夢中で読んじゃいました。読むのが楽しい本でした。VIPへのマナーや伝え方の話もよかったけど、著者の接客の失敗談や、ピンチをどう乗り越えたかという話も面白かったです。


自分みつめる系

すっかり「アンガーマネジメント」的な本は読まなくなりましたが、自分の特性がわかるものが好きになったので、2022年もどんどん読んでいきたいと思います。


人生うまくいく人の感情リセット術

樺沢紫苑 ★★★★

内容は、他でもよく言われていることも多かったけど、この本を読むことで改めて気づかされることもたくさんありました。「ビジネス本を読んで実践しなくても、解決方法をしっているだけで不安がリセットされる」というのはビジネス本好きにはありがたいお言葉です。

人はなぜ認められたいのか

山竹伸二 ★★★

人間関係でモヤモヤしているときにたまに読み直すと、ちょっと精神的に落ち着くかもしれません。自分がなぜ辛いのか、他人に対してモヤモヤするのかちょっとした気付きがある本です。
繰り返しの情報が多くて、ちょっと読みにくい印象はありました。


気にしない練習

名取芳彦 ★★★★

昔もやもやした時に読んだことがあって、その時はめちゃくちゃ感動した記憶があるのですが、今回再読したところ泣くほど感動はしませんでしたが、やはりずっと心に留めておきたい内容でした。仏教ってギスギスした心に静かに語りかけてくれますね。1日1ページ朝とかにゆったり読むのがおすすめです。


大河の一滴

五木寛之 ★★★★

生と死について、納得したり発見があった本でした。めちゃよかった。
自殺する人が多いなか、「生きたくても生きられない人もいるのに」と非難されることがあるけれど、筆者をはじめ紛争や戦争などで死が身近にあった人たちにとって、生への喜びや執着などものすごく大きなパワーが生み出されていたんですよね。現代の「普通に生きられている」人たち(私を含めて)が、死を選択したりなんとなく生きているのも、ある意味しかたがないのかなと考えさせられました。


戦国ベンチャーズ

北野唯我 ★★★★

歴史初心者ですが、中国や日本の武将をビジネススキルでタイプ分けしているのが純粋に面白かったです。自分と同じタイプの武将がわかったらその人好きになっちゃうよね〜 ちなみに私は関羽でした。スキ!


ビジネスハック・雑学系

この手の本、ほんと今年は読むの減ったな〜と思いますが、基本好きです。


楽をしないと成果は出ない

日垣隆 ★★★★

ちょっと良い意味で期待を裏切られた本でした。「ラクをしないと」というタイトルから、「無駄なものを削ぎ落として」のような仕事術の本なのかなと思っていたのですが、
いろんなTipsを取り入れて、結果仕事をラクにしようという内容でした。読んだらメルカリに売ろうと思っていましたが、たまに読んで刺激を受けるのもいいかなと思い、本棚に残すことにしました^ ^


人に好かれたら、仕事は9割うまくいく

秋庭道博 ★★★

先人・偉人たちの言葉を引用して、人から好かれるマインドセットを紹介しています。
ある程度こういったビジネス本を読んできた人たちには大体聞いたことがあるような内容ばかりで目新しい情報はほとんどないのですが、今までの人生できちんと実行してきたか?のおさらいになる本だと思いました。


年収1億円になる人の習慣

山下誠司 ★★★★

この手の本は結構好きだし、どの本も同じようなことが書いてあるかもしれないけど、それでもなにかしら新しい発見があるものです。
今回は学んだのは「毎日重計に毎日乗る」。数字が苦手な私にとって、毎日自分に関する数字を把握して、毎日チェックし変化を観察するくせをつけるにはちょうどいいメソッドだと思いました。


知識を操る超読書術

DAIGO ★★★★★

色んな読書術の本がありますけども、今のところ一番自分に合ってると思います。
「なぜこの本を読もうと思ったのか」
「その本からどんな知識を得たいを思ったのか」
「読んだ後、どういう状況になりたいのか」
このことは意識するようになりました。


雑学新聞―身のまわりの疑問を徹底取材!

読売新聞大阪編集局 ★★★

暇つぶしに購入。10年以上前の雑学なので、古い話題(インターネット関連など)もあるけど、それも含めて味わい深い本でした。内容のボリュームもあり、タメになるけど、読んだ瞬間すぐ忘れそうです。新聞の人気コーナーに寄せられた質問に丁寧に回答しているのが好感持てました。


これが「週刊こどもニュース」だ

★★★★

池上さんが「週刊こどもニュース」で子供にニュースをわかりやすく伝えるために工夫したことがたくさん書いてあって、面白かったのですが、文字で読むとやっぱりニュースの内容は難しいので実際に番組を観てみたかったですね。

大人が子供とちゃんと向き合って、子供の立場で考えて伝えることが必要なんですね。自分で考えさせることも重要。そしてそれを大人たちがやってこなかったから、常識のない・自分の考えを持てない子供が増えたのでしょう。私も自分自身で考える癖がなかったので、今苦労してます^^;


内定者への手紙

北野唯我 ★★★

連作なんですよね。全部読みました。それぞれよかったし、学びもあったと思うのですが、分冊になってるせいか、ガツンと読んだ気がしなかったんですよね…。図解やワークもふんだんにあって読みやすかったです。


人生の勝算

前田祐二 ★★★

一世を風靡した前田さんの本。いまさら感がありましたがセールで安かったので購入。やっぱり面白かったです。子供のころから苦労もして色んなことを考えてきた人なんだなぁと思いました。ビジネス本というよりエンタメ本でした。

アフターデジタル

藤井保文 ★★★★

後半内容が難しかったけど、中国でこんなことが起きているのか!とわくわくしながら読みました。「明日誰かに話したくてたまらなくなる」感じ。
アフターデジタル2は読もうかどうか迷い中。難しそう。


トレイルブレイザー: 企業が本気で社会を変える10の思考

マークベニオフ ★★★

もう、めちゃくちゃ難しくて読むの大変だった。10の思考のうち1つも思いせないけど、企業である以上は利益の追求だけじゃなく、社会のためになにか一つでも役にたてることをしたいな。という気持ちは強くなった。全会社員に読んで欲しい。


デザイン系

いちおう大学は美術専攻でしたもので、デザイン系の本はよく買っていたけど、フルカラーだからめちゃ高いのに最後まで読んだためしがありませんでした。


やってはいけないデザイン

平本久美子 ★★★★

ちなみに美術専攻といっても工芸やってたので、グラフィックデザインを論理的に学んだ記憶がありません。手探りでなんとかやってる素人デザイナーに「これはやってはダメよ。なぜなら…」って教えてくれるめちゃくちゃ頼もしい本です。


勝てるデザイン

前田高志 ★★★★

ロゴができるまでのプロセスや、失敗談、いけてないデザイン例など惜しみなく公開していて、アマチュアデザイナーには宝のような一冊。


その他 実用書

何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を詳しく教えてください!

大河内薫 ★★★★

確定申告が不安だったので読んでみました。気になるけどだれに聞いたらいいか分からなかった話やぶっちゃけ話など、とても参考になりました。


小説

小説はいつもブックオフで100円のを購入して、読んだら捨てようと思っているのですが、ついつい手元に残したくなるものです。ドラマ・映画化した作品をよく読みます。キャストを眺めながら本を読み進めるのが好きです。

ナミヤ雑貨店の奇蹟

東野圭吾 ★★★★

この本は再読なのですがちょっと内容を忘れてたこともあり、またボロボロ泣きました。タイムリープ系って大体泣ける気がする。


重力ピエロ

★★★

ハラハラドキドキというような話ではなかったけど、謎解き要素があって面白かったです。お兄ちゃんの会社に関連する遺伝子の話が事件の謎解きのヒント担っているとか、出来すぎじゃないかと思いましたが、読んでるなかで感じた違和感がちゃんと真相に繋がっていて、最後まで安定感がありました。
小室圭さんの身内のトラブルも騒がれていた時だったので「身内の遺伝子」バイアスについて考えさせられました。


プラチナデータ

東野圭吾 ★★★

だいぶ前に映画化もされているので、映画のキャストをあてはめながら読みました。二宮くんと豊川さんがうまくハマってました。分厚い小説だったけど、すぐ読めました。後半の勢いがあって、最後まで手が止まりませんでしが、ラストに物足りなさも感じてしまいました。


リバース

湊かなえ ★★★★

湊かなえの本は初めて読んだのですが、すごく面白かったです。序盤は淡々と進んでいくので、ちょっと退屈な印象でしたが、3分の1から読む手が止まらなくなりました。
最後の最後まで「あれ?」「違うの?」という感覚で、ラストはびっくりしてしばらく興奮が止まりませんでした。

夜行観覧車

湊かなえ ★★★

リバースが良かったので読んでみました。中盤からどんどん読む手が止まらなくなるものの、特に大どんでん返しがあるわけではなく、さらっと終わってしまったので拍子抜けしてしまいました。


本日は、お日柄もよく

原田マハ ★★★★★

文句なしによかった!人に勧めたい小説としてこれからも私の心に残っていくでしょう。
この小説は文章中の間のとりかたが改行やひらがなの使い方がうまく、感情がよく表現できていると感じました。そのせいかめちゃくちゃ泣かせてくるんですよね〜!


たゆたえども沈まず

原田マハ ★★★★

ゴッホを観賞する時にきっと思い出す作品になりました。ゴッホを支えていたテオの存在は、なんとなく知っていたけど、この作品の中のテオにとても感情移入しちゃいました。
「ゴッホの足跡」と一緒に読むのがおすすめです。私は先に「足跡」を読んで、本書を読み、また「足跡」をざーッと読み返しました。物語をより深く味わえると思います。


悟浄出立

万城目学 ★★★

西遊記や三国志など、古代中国の物語のサブキャラが主人公というオムニバス作品。巻末に原典の説明も記載してあるので、歴史初心者にも優しいです。
スカッとする終わり方ではないけど、読後感は不思議と悪くない本でした。

世界史系

2021年はサピエンス全史を読んだおかげで、歴史に興味をもった年でした。
2022年は仏教哲学の本も積極的に読みたいです。


論理的美術鑑賞

堀越啓 ★★★★

何度も言うかもしれないですけど、わたし美術専攻なんですよ。色んな美術館に行きましたけど、その頃にこの本に出会ってたらなぁとしみじみ思います。
「ただ鑑賞するだけ」でももちろんいいと思いますが、時代背景や作家自身の人生を知ることで、作品がもっと深く見えてくるんですよね。ぐっときました。マーケティングのフレームワークを使うのも面白いですね。


サピエンス全史

ユヴァル・ノア・ハラリ ★★★★★

前半は人類史の知られざる事実に興奮し、後半は人間の幸福とは?平和とは?と深く考えさせられる本でした。あとハラリの独特の言い回しが面白いんだよね!
難しそうだし分厚いし高いし、読むのになかなか勇気が要る本でしたが、思い切って読んでよかった!ぜひ読書好きな人と、読んだ後感想など話してみてください。とても有意義な時間になることうけあいです。


砂糖の世界史

川北稔 ★★★★

当たり前のように身近にある砂糖が人間にどのような影響を与えたのか勉強するために読みました。
「プランテーション」という用語はなんとなく勉強しましたが、「モノカルチャー」という単一の作物だけをつくる農業が登場し、奴隷を使いながら世界商品を生産するという仕組みを学び直すことができました。
日本の砂糖事情や、イギリスの朝食における砂糖の役割など、世界の食文化の話は興味深かったです。



1年の読書の棚卸って良いですね!内容を忘れかけてた本も思い出すことができました!

2021年のベスト5!

2021年のベスト5

ベスト5だけリンク貼ります

サピエンス全史は覚悟決めて上下巻セットで購入するのがおすすめです!

Twitterを箇条書きで発信すると箇条書き思考が身につきます!


今年は「キネマの神様」も読みたいな!


これを超える読書本があったら教えてください。


たまにアマゾンのセールで安くなってるのでそん時にでも読んでみてください。



2022年もブグログを活用しながら、読書でたくさんのことを学びたいものです。


サポートしていただけるととても嬉しいです! サポート金額は、しばらく眺めます。