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スタジオツアー東京に行った話

ちょっと前にスタジオツアー東京に行ったので備忘録的に書き残してみたり。
ご存知の方も多いと思われますがこちらの施設、正式名称が……ええと、なんだっけ?

ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 -メイキング・オブ ハリー・ポッター💫

だ、そうです。
所在地は西武新宿線もしくは都営大江戸線の豊島園駅から徒歩2分。このあたりややこしいので、駅名をハリポタ駅にするとか、もしくは施設名をワーナー豊島園にするとか考えてほしいとこですが、まあそう簡単には行かないようで。
例えば西武新宿線であれば池袋駅からすぐに着いちゃう、そんな豊島園駅最寄りのスタジオツアー東京です。
あっ、施設内にはペットボトル自販機はないですから、駅で水を1本買っておくといいですよ。

【予約】
入場チケットに関しては完全予約制。
デジタルガイド&ガイドブックのついているものと、ないものがある。
当然ついている方はお値段は高いですが、制作裏話的なガイドがあったり、けっこう立派な冊子もついてくるので初めての人にはいいかも知れません。しかしデジタルガイドは首から下げているとまあまあ重いので、凝り性の方はご注意を。
いずれにしろ基本的には電子チケットになります。スマホ提示かプリントしたQRコードが必要です。
オープン当初はなかなか予約サイトに入れない!ということで騒ぎになっていましたが、今はそんなことはないようです。
私は一応1ヶ月ほど前に予約しましたが、当日も空きはあったようで、試しに現場で予約サイトを見てみたら予約可になっていました。
なので行く気になれば、当日その場で直近の入場回を予約するとかも、まぁできなくはないかな、と。
電子チケットオンリーであるせいか当日券という言い方はしていませんが、空きがあれば実質当日でも行けます。
予約の時間帯はお好み次第ですが、ご参考までに私の場合、10時半の回で入ってご飯タイム買い物タイムを含めて18時すぎまでいました。
ですので、初めてなら午前中の方がおすすめかな〜とは思います。

【入場】
豊島園の駅を出て道なりに行くとすぐにエントランスが見えてきますので、迷う心配はほぼありません。

なぜか耳なし芳一のような二人

こんな感じで。
建物に近づくと係員さんが列に案内してくれるので、流されて手荷物検査を受けます。
これが結構本格的なやつ。
係員さんがバッグの中まで手を突っ込んで探りを入れますし、ポケットの中の金属製のものをトレイに出して探知機ゲートもくぐります。魔法ではそのへんは解らないらしい。別にやましいことはないんですがちょっとドキドキはしました。
で、手荷物検査が済んだら、すでに予約時間になっている人は正面に進んでスタジオ内に入場することができます。次の予約時間帯になる前に入らないといけないので速やかに〜。(まあ、遅れても次の回に混ぜてもらえるとの噂ですが)
まだ時間前の人は待機ロビーで少し待ちます。そして、この待ち時間のタイミングでできることも。

・デジタルガイドを借りる
  ガイドつきチケットを買った人。
  もしくは当日急遽借りることにした人。
  入って左手のカウンターで借りられます。

・ローブや杖を買ってみる
  入場前でもショップ利用可です。
  気分を盛り上げたい人は買うことができる。
  ただし、お値段はそれなりにする。
  諭吉がないとローブ買えない。入学準備金が大変。

・ニフラーを食べてみる、じゃない。
 カフェを利用してみる。
  魔法生物ニフラー型のケーキがあるカフェがある。
  その名もフロッグカフェ。
  他にもカラフルなお菓子がたくさん。
  それと別にフードホールというカフェもあって、
  こちらはシェパーズパイやフィッシュ&チップス、
  9と3/4番線のプレートなんかが食べられる様子。

・手荷物を預ける
  右手にクロークあり。邪魔なものは預けられます。
  コインロッカーはないようです。

トイレに行っておく《重要》
  中にもトイレはもちろんあります。
  が、そうそう都合の良いところにはない。
  入場前に行っておく方が落ち着いて楽しめます。

ということで、スタジオ入場前もいろいろと忙しいので、現場に着くのは少し早めがいいですね。
ちなみにガイドブックつきチケットのガイドブックも、クローク近くのカウンターで受け取ることができます。A4サイズ、厚さ5ミリ以上のしっかりしたものなので、帰りに受け取る方がいいかも知れないな〜と思います。てか、私はそうした。

さて準備ができましたら入場口へ進みます。
電子チケットを確認してもらい、スタジオ内へ。ちょっと薄暗い通路を進むと、はいっ。

感無量。がぜんテンションが上がってくる。
ここからシリーズ各作品のポスターやらを眺めて待つことしばし。
ちょっとした説明後にシアター席に通されまして、この施設についての経緯や楽しみ方、注意事項等、これもちょっとしたレクチャーを受けます。
終わりましたら大きな扉の前に集められ、お誕生日や記念日の方など扉を開けたい人を募るのですが……ここでひとつ大切なことが。
ツアー中は基本的に自由行動なのですが、この扉の向こうの部屋だけは10分程度しかいられません。なので、見た途端「うわぁ」って感動するかとは思うのですが、写真を撮る方は準備を抜かりなく。
ちなみにシアター席では撮影禁止です。扉が空いたら勝負です。OK?
(なんでそんなことを言うかというと、私が勝負に負けたからですネ。興奮しているうちに時が過ぎました😭)

【施設内のこと】
初見の感動って大事かと思うので、このへんは大幅に割愛(エッ!)しますが主にできること。
・動く階段が見られる
・肖像画になれる
・クィデッチの観戦客になれる
・手配書に載れる
・ホウキにも乗れる
・9と3/4番線につっこめる
・魔法薬の鍋をかき混ぜられる
・巨大チェスの中に割り込める
・階段下のハリーの部屋を見られる
・ハグリッドのお家も見られる
・ナイトバスに乗れる
・ホグワーツ特急にも乗れる
・魔法省に行ける
・ダイアゴン横丁にも行ける
など、まあ色々。
この中で手配書とホウキは有料。
肖像画とクィデッチと手配書とホウキはスマホ対応。
あとはスマホでもカメラでも撮り放題です。
正直、写真を撮るだけで大忙しです。気の休まる暇がない。
もちろん映画製作の裏側もきっちり説明されていて、そのあたりもとっても面白い。
だけどどうしても、写真!写真!写真!となってしまうので、いずれ落ち着いてもう一度見に行きたいと思います。魔法動物の作り方とかさ。もっとよく見てくればよかった。金のスニッチとかさ。くすん。
まあとにかく映画のセット的なものがたくさんあるのですが、感心したのがそれらすべてファインダーを通しちゃうとすごく本物っぽくなるんですよ。
肉眼で見ると「ああセットだな」って思うんですが、写真にしちゃうとそうじゃないんですよ。
私のような素人が撮ってさえこんなふう。

実物より写真の方が車の傷みが自然に見える  

やっぱりその辺は技術なんですね。すごい。
展示用のやつでこれですからね、これでもっと精巧な汚しがあったり、更に照明のあて方とか撮り方とか機材とかあるでしょうからね。ほんとに感動しましたよ。すごい(2回目)。

【食べ物食べてみた】
さて、スタジオ中程にはバックロットカフェというカフェがございます。
ちょうどツアーの中間あたりとあって休憩がてら入る人も多い……というか、ここまでの間に結構時間が経ってるのでお腹すきます、普通に。

列ができているので、歩きながら料理をとって最後に会計するカフェテリア方式かしら?と思ったら違いました。
列の先に注文用のレジカウンターがあって、そこで注文と会計をすませて、料理は席まで届けてくれる。そういう方式でした。
ここでひとつ疑問。とにかく注文列に並ぶようスタッフさんに言われるので、お客はみんな席を決めずに注文しています。レジの人はお客がどこに座るかは知りません。それでどうやって席まで料理を正しく届けるのかな。魔法かな。
実はですね、会計すると片手サイズの札(ランダムで各寮のエンブレムが入ってます〜厚みもあって、木札!って感じ)をくれるんですが、どうやらそこに追跡システムが搭載されているようで。
電子決済の人はセルフレジOKとのことだったんで自分でやったんですが、
①札を画面にかざして登録する
②タッチパネルで注文
③電子決済
というピッポッパ!で終わりました。簡単。
席はたくさんあり、完全予約入場のおかげで滞在人数も見込めているせいか、注文してから席が見つからない人というのは見かけませんでしたね。
席を決めて、テーブルの端に札を置いとくと料理が届きます。

ここではヘドウィグ型のケーキやらもあったんですが、私達はとてもお腹が空いていたので料理のプレートをいただくことに。私はレイブンクロー、連れはハッフルパフのプレートを食しました

レイブンクロー。シーフードシチューのパイ
ハッフルパフ。チキン。芋がかわいい。

私が頂いたパイにはご覧の通りクエスチョンが書いてあるのですが、答えはパンの裏に刻印されておりました。
お味はとても美味しかったです!率直に言ってまた食べたいです!

そうそう。名物バタービールなんですが、それはこのカフェの外、別の売り場で売られています。
樹脂製のカップに入れて提供されますが、これがなんとカップお持ち帰り用の手提げ袋付き。カップを洗うシンクも完備されているのでお土産としてベタベタせずに持ち帰れます。とても気が利いてる。ありがたい。
料理に刺さっていたタイ型エンブレムもウェットティッシュなんかできれいに拭けば持ち帰ることもできますよ。素材が結構しっかりしてるので。ブックマーカーに最適。

【グッズ】
今回私がとっても後悔したのがグッズ。
施設内にはグッズ売り場は2箇所あります。最初の待機ホールに隣接している大きなショップと、ホグワーツ特急のそばにある小さなショップ。
これね、ホグワーツ特急のそばのショップのものはその時じゃないと買えませんからね。出場したら後戻りできませんから。大きいショップのお品物がいまいちピンとこなくて「こんなことならさっき買えばよかった……」とか思っても遅いです。
「あとで大きいショップで散財しちゃうかもしれないし〜」などと買い控えてはいけません。
品物のテイストがだいぶ違います。レトロ英国的なデザインがお好みの場合は特急脇のショップで琴線に触れるものがあったら即買ってしまったほうがよいかな、と思います。もしくは入場前に大きいショップを見学して、予算配分しておくか。
いずれにしても次回は、やっちまった〜ってことのないようにしたいです。

なんて感じで行ってきましたスタジオツアー東京。
滞在7時間以上でやっていたことがほぼ写真撮影という恐るべき施設でした。
だって楽しいんですよ、どこを撮ってもすごく。
実はハリポタは原作本派で映画は半分くらいしか観てないんですが、そんな私ですらこうですからね。
映画派の人はもうたまらんだろうと思います。
きっとまたその内に行く……その際にはニフラーかヘドウィグ(のケーキ)を食べ、特急近くのショップで買い物をしようと思います。