見出し画像

要は終活なんだと思う〜私がnoteを始めた理由〜

 はじめまして、荒川サイダーと申します。
どこにでもあるスーパーの中を歩いていて突然降って湧いた名前ですので深い意味はありません。おそらく語感が気に入ったのだと思います。荒川サイダー。 
開始して3日も過ぎてから遅まきながらのご挨拶ではございますが、どうぞよろしくお願い致します。
今日は私がどうしてnoteをやろうと思い立ったかという、非常にせまい範囲のお話をしようかと思います。そう、私の世界なんてネコの額よりもせまいのよ。

 さて、まず大きな理由として。
単純に歳を取ったから、ということがあります。
昭和生まれの私、決して若くはありません。会社員としてはそろそろゴールが見えています。定年まで此処にいるのかどうなのか。そこから先はどうするのか。そういうことも考えておかなくちゃなりません。誰にいつ聞かれるか解らないですしね?君たちははどう生きるのか。
 私としては、あんまり無理はしたくないなというのが正直なところです。だって今まで休みらしい休みも取らず、結構頑張って働いてきた。最後の仕事として後輩ちゃんたちを会社のスターに育て上げたら、もう思い残すこともないかなぁとも思っています。食べていける分だけ働いて、ゆるっと暮らしていければそれでOK。そんな甘いことを言う奴は要らないと言われたら、まあ他所に移ることになるでしょう。70まで働けと言われてもやっぱり他界寸前までの全力投球は難しい。そもそも「とにかく50歳までは何事も一生懸命頑張りなさい。そのかわり、そこから後は好きにしていいよ」とは若い頃に自分自身と交わしたお約束でもありました。
 でね。そういう覚悟はあるのだけど、実際、ぽんと放り出されたら大分心許ない気持ちになるだろうと考えたわけです。何しろこれまで一番力を入れてきた「仕事」という部分が薄くなるわけだから。だったら何か今のうちから、職場とは関係ないところに拠り所があったほうがいい。そうしたら退職後も虚しくはならないだろう。そんなことを思って始めることにしたのがこのnoteです。ですから本当に終活みたいなものなのです。
 今までは二次創作ばかり書いてきましたが、私の場合、そもそも原作に対して相当気持ちが萌えたぎってる時でないとなかなか形にできません。ならばオリジナルなのですが、こちらは生真面目な性格が災いしてか設定を詰めきることができなくて頓挫すること何十回。形に拘りすぎてしまうのですね。
 ですが、ここは小説に限った場ではないので、特に深い設定のないSSでも小説未満の短文でも書くことができるし、なんだったらこんな風に雑感を書き留めて置くこともできる。自由度が高くて良いなと思いました。あんまり上手じゃないにしろ書くことは好きですから、色々とアウトプットしていけたらなと考えています。こういったスタイルを取るのは初めてですので、どう転がるのか自分でもとても楽しみです。
 いきなり意味不明な一行をぽんと置いて、なんだどうした?みたいな日もあるかも知れません。それはそれとして単純に、言葉を書く、日本語を書くということを楽しみたいと思います。ゆるりとお付き合いいただければ、幸いに存じます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。