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【憧れのフラダンサー!夢見る踊り子うさぎ】ができるまで。

すっかり投稿の間があいてしまいました。
皆さんお元気でしたか?
この3ヶ月ビックリするくらい睡眠に問題を抱えてしまいまして、
色々なことが中途半端になってしまいました。
春がくるのでそろそろ冬眠から目覚めないと!と妄想を働かせて、動き始めたところです。

Twitterはなんとなく呟いていましたが、noteもなんとなく続けていきますので、
これからもよろしくお願いします。


さて、この子を作ってから半年以上経ってしまいました。
夏といえばフラでしょ!
というなんとも安直な考えの中始まりましたが、これまでの中で1番手間をかけた子になりました(^▽^;)

娘が小学校1年生から大学1年までの12年間、フラを習ってきたのもありまして、
こうしたい!こうしたい!という思いもあったのかもしれません。

娘との思い出も織り交ぜながら、書いていきますね!



★フラといえば長い髪の毛★

娘も12年間髪を伸ばしていましたが、一番長い時で尾てい骨のあたりまでありました。
これをどう表現したらいいかな…

そうだ…

お耳の長~い子

*お耳が濡れたくないうさぎ*を作った時、ボツになった子。
長いお耳の予定だったのですが、カッパを着せるのにお耳がじゃまになることが分かり、しまわれていました。

髪の代わりにお耳を長く。
見た目のイメージとしては良いんじゃないかしら?

お顔…目の周り…青くないですか?
はい、青いんです、どんな風になるかお試しです。


★これじゃない感が続くお顔づくり★

フラはメイクも特徴的です。
客席から美しく見えるように、かなり濃く仕上げます。

今の子達って中高生でもお化粧上手ですね。
とはいえやっぱり舞台用のお化粧は普段とは違いますし、中学生ともなると親や先生にやってもらうのではなくて、
自分でやりたい!やる!の意識が強くて、見本とは全然違うことになっていた気がします。
そんな風に、

頑張ってお化粧しました!

って雰囲気を出したいなぁと思いました。

失敗(;´∀`)

これは、人間を襲った後のゾンビではありません。

蜜蝋クレヨンでのお化粧はやめて、刺繍、フェルト、羊毛…色々試していきます!

いきなり衝撃的(≧∇≦)

刺繍…
昭和の場末のスナックのママ感。
ずっと見てるとだんだん可愛く思えてきたりしますw

あはは(ノД^、)σ

左から、羊毛とフェルト。
あふれだすカッパ感。
こんなにニヤニヤしながら作ることってないですよ(笑)

そして、小麦色の肌も、南国生まれのフラにはとてもよく似合います。
夏のイメージでもあるかもしれないですね。

色決め難しい~
つ~けまつ~けま♪

アイシャドウも刺繍にしてみました。
思わず笑っちゃったけど、頑張ってお化粧しました!の感じは表現できたのでは?(自己満足)


もちろん、肌の色は関係なく誰でも踊れるのがフラです。

ハラウ(=お教室)の大人の方達はステージでは濃い目のファンデーションやドーランのようなものを使うこともありましたが、
先生は、子どもにはもちろんですが、ハイティーンの子達にも強制はしませんでした。
なので、ひときわ肌の真っ白な娘は、真っ白な肌のままで舞台に立っていました。
もう目立つほど白いので、客席にいても探すのはラクでした(^▽^;)

そんなことも思い出して…

お顔の色と毛の色が違う子も作ってみます。


★コレ!という生地が見つからないときは…★

まずは不織布を使って試し縫いです。

パウ(=パウスカート)って、長い生地をひたすら縫って、ウエストのゴムでギュッと縮めます。
大きくなるともちろん生地の量も増えます。5ヤードとかあったりします。
ゴムの本数も増えますので、縫う量も増えます。
苦行のようでした(;´Д`)
高校生くらいからは大人と同じオーダー衣装でしたので、金銭的には大変でしたが、
延々と続く直線縫いから解放されたときは、涙しました(笑)

そんなことを思い出しながらの生地探し…

やっぱりちゃんとハワイアンにしたいな。

↑これが生地探しに難航してしまう理由(;´Д`)
世の中に素敵な生地は沢山ありますし、娘の練習用パウを作った残りもあります。

でも柄が大き過ぎる~~~\(◎△◎)/
(そして手持ちの生地は商用利用できるのか分からない~~~)

サイズ15㎝の子の衣装を作る生地…

小さな柄のものももちろん探しました。どれも可愛いです。
でも、なかなかピンとくるものがなくて…

作った方が早い…

作ってると度々思うそれ(;´Д`)
いずれはオリジナルで生地作りしてみたいですが、今は小さなぬいぐるみの、小さな衣装を作る分だけでいい!

テーブルで直接カッターはやめましょう
アラフィフには限界の小ささ

数年ぶりに消しゴムハンコを掘りました。

一発でいけて良かった~。
ガタガタなとこも、直さなくてもアジがあって良さそう (*^^*)

とホッとしたのですが、本当は葉っぱの部分は塗りつぶしにするつもりでした(^▽^;)

そして、「姉さん、事件です」(←だいぶ古いドラマですね)

うぎゃっΣ( ̄ロ ̄lll)

インクパッドが千切れました…
軽くつけてるのに、凹んで戻りが悪かったので、なんだろう?と思いつつ使っていたら…
未開封でしたが買ったのは8年くらい前。劣化してたのでしょうね。
消しハンの方へめり込んでしまい、取るのが大変でした(=o=;)


★パウ作りの苦行を思い出すミシンがけ★

ボリュームを見るために試し縫い。

8mm幅の間を4mmで縫うとか、私のミシンの腕前ではキビシイと思いつつもやるしかないのです。
ビーズ用ゴムを悩みましたが、丸ゴムを2本入れることにします。

本物のパウだと、もしゴムを2本入れるなら…

---------- 直線縫い
    ゴム
---------- 直線縫い
 (ゴム入れない)
---------- 直線縫い
    ゴム
---------- 直線縫い

となりますが、さすがにこの(ゴム入れない)部分はなくしました。

だからミシンいやなのよ

縫い始めてすぐこんがらがります。←この情報いります?(^▽^;)

通るかドキドキ

一周して気づきます… わりと最初からズレてました…
いえ、ゴムが通ればいいのです。そう思って進めます。
性格的に試し縫いでもやり直ししかねないので(=o=;)

そして、苦行のようなパウ作りの中で唯一ラクチンなこと!

ゴムでクシャッとなるから、色々見えない!\(^O^)/

とはいえ、この細い所にゴムを通さないといけないので、少しのズレが命取りになるかも…
手持ちの中で1番細いとじ針で…先が尖がってるので、生地に刺さないようにドキドキ。

針穴のところ、ゴムが2本に重なるので、通るのか、ヒジョーに怪しいです…

通りましたぁ。

想像以上にちゃんとパウ!
ボリュームも長さも大丈夫そうですね。
裾は折り返さずに、切りっぱなしの方がいいですね。ピケだけ縫っておきましょう。

本番のパイナップル柄もキレイに縫えました♪


★アクセサリーも大事です★

小さいウッドビーズ手持ちにあったと思ってたんですが… もっと小さいとばかり思ってました。
この子達の首につけるには大きいですね (^o^;(^o^;(^o^;

フラのアクセサリーに、ククイというのがあります。
ククイの木から取れたククイの真っ黒い実で作り、レイ(=首飾り)にしたり腕にはめたりします。

ジュズダマの実を使ったら、ソックリに作れるかも!
と思ったものの、そういえば子どもの頃、黒いジュズダマがいつの間にか白くなっていたような…と思い出し、断念。

黒いビーズも…小さ過ぎますね(;´Д`)

結局ウッドビーズを買いました。


そして髪飾りも必要!
フラの髪飾りにも色々ありますが、ハイビスカスかプルメリアのお花が、誰にでも分かりやすいですよね、きっと。

造花を貼る←劣化しそう?
樹脂粘土ビーズを付ける←手持ちのものが海外製で、よく見ると作りがひどくて…

やっぱりフェルトで作るのが一番かな…

プルメリアっぽく見えるでしょうか…
テキトーに作るのは得意なんです(^▽^;)
中心の黄色が薄かったので、もっと多く&濃く塗ってみました。

娘との思い出も織り交ぜたので、だいぶ長くなってしまいました。
8月17日のパイナップルの日に間に合って、お店に並べることができました。

ちなみに、娘の衣装と練習用のパウスカートです。
衣装はレンタル品もあったので、もっともっと沢山着ました。
フラを辞めたときに、新しく入った子が使えるように、こちら全部寄付しました。
同じ生地がなかなか手に入らないので、後から同じ衣装を作るのは難しいので、お古でもあったら助かるんですよー。
今頃誰かが使って、楽しんでくれてると思います(^v^

練習用パウ。
大きくなりました


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