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♪コンテスト参加記事 【絶品鶏せいろ in 上質空間】

♪あらためて振り返ってみれば、通い始めて20年以上。
綴れば偉そうですが、連れて行く相手は、その都度結構厳しく吟味を重ねててきたつもり。
 
メインの営業は夕刻からの、焼き鳥屋バージョンです。
一昔前までは度々お邪魔していましたが、現在のライフスタイルになって以降は、開店時刻の午前11時に、基本単独一番乗り(笑)。
 
ランチタイムになると、大勢のサラリーマンが連日席取り合戦を繰り広げる、大阪梅田界隈。
繁華街先端に位置するこの飲食街、開業は前回の大阪万博前でしたから、すでに半世紀以上の歴史を誇っています。
 
 
#このお店が好きなわけ
 
 
個人的な最大の魅力を、言葉を選ばず文字にすると、
 
*昼飯時だからと、がさつな集団がワイワイ入ってこない。
 
落ち着いた構えの入口が、絶妙なハードル感を醸し出しているようです。
さらには店内も同様で、厨房とホール係のスタック各位が、これまた気持ち良い対応を届けてくださいます。
偶然居合わせるお客さまはいずれも、自然体で周囲に配慮できる方ばかり。

個々の世界をそれぞれが無意識に尊重している、最高の心地良さ。
訪れるたびに感心させられつつ、心の襟を正していただいています。
(※繰り返しますが、決して緊張感を伴うお店ではありません)
 

がたんごとん。
電車に揺られ、この店を目指します。

 
一応文章を綴り・五線譜に音符を並べて奏でることを、どうにか生業としている私。
『精神的に穏やかになれる=肩肘張らずにリラックスできる空間』
これすなわち、想像からの創造(=クリエイト)の下準備作業です。
このための環境を整えたいときには、自然とこの店が頭に浮かびます。
 
 
開店と同時に入店から、ほぼほぼお決まりの、カウンター奥の末席を拝借。
午前中からビールを喉に、お気に入りの料理の調理風景を眺めていると、自ずとお腹が空いてきます(笑)。

一番客 黄金炭酸 冷し水(字余り)
調理が進みます。
燃えろ! 焼きあがれ! …… 画面右の複雑な表情に注目を。


その間にも早いランチ目当ての来客が訪れますが、先述の通り、みなさん紳士淑女。
取り憑かれたかのようにスマホと格闘する姿や、仕事関連の話題が大きな声で飛び交うことは、基本ありません。
私と同じく、この店のすべてを楽しみに、足を運ばれているのでしょう。
 

ランチタイムイチ押しメニューの『鶏せいろセット』。
私はいつも「ご飯は小でお願いします」。
山椒を適量もマイ・ポイントです。 
小鉢もオシャレです。


決してゲロ安(=お得感前面)の品揃えとはご紹介できませんが、その価値は十分以上であること、お約束できます。
 

夏季はわさびでいただく冷やしうどんが付きます。
あれがまた旨いんですワ。


より繫盛されるに越したことはありませんが、
 
「混雑してほしくないから、あんまり教えたくないかも?」

 これも勝手なホンネです。

実は紫蘇(しば漬け)が大の苦手。
お残し、申し訳ありません(詫)。


それぞれが自分だけの隠れ家だと思いたくて、足を運び続ける素敵なお店。
ほんの少しだけ未満、よそ行き気分を自問自答する作業も、また楽し。

( -人- ) 長きにわたり、いつもありがとうございます。


※すべて許可を得ての撮影です。
 
 
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